判決年月2007年11月の労働判例

2008.09.15 【判決日:2007.11.30】
千年の杜ほか事件(東京地判平19・11・30) 新規採用の役員を短期間で年俸減額し更に解雇 業績不良以上の合理性必要
ジャンル:
  • 就業規則の不利益変更
  • 賃金・賞与

 住宅販売会社に高額年俸で中途採用された役員ら2人が、一方的に減給されたうえ、1年余で整理解雇されたため、その効力を争った事案。東京地裁は、一旦確定した年俸額の変更について、労働者の同意がない減額は無効であり、またある程度の期間を前提として経営の立て直しを期待し雇用したもので、解雇には単なる業績不良以上の合理的理由が必要と判示した。 あえ……[続きを読む]

2008.09.08 【判決日:2007.11.29】
インフォーマテック事件(東京地判平19・11・29) 整理解雇され、規程の廃止で退職金もゼロとは 取止め証拠なく規程は有効
ジャンル:
  • 就業規則の不利益変更
  • 退職金

 市場調査会社の従業員が、整理解雇され未払退職金と違法な解雇による損害金を請求。一方、会社は労組のビラ配布を名誉毀損で訴えた。東京地裁は、会社は退職金規程の存在を否定するが、従業員への周知段階で成立と判示。また、解雇回避努力を怠り権利濫用で不法行為に当たるとして、賃金6カ月分の損害金を認めた。ビラ配布については、計50万円の支払いを命じた……[続きを読む]

2008.06.09 【判決日:2007.11.16】
三菱自動車工業事件(最二小判平19・11・16) 執行役員が就任契約に基づき退職慰労金を請求 支払う合意や慣習成立せず
ジャンル:
  • 賃金
  • 退職金

p> 退職慰労金の支給は、執行役員就任契約における明示的・黙示的な合意内容だったと最高裁に上告した事案。最高裁は、一審・二審を支持し、功労報償的な性格が強く代表取締役の裁量で支給されていたに過ぎないと判事。経営状況によっては不支給あるいは減額もあることを前提に慰労金規則を改正し、必ず支給する旨の合意や事実たる慣習は認められな……[続きを読む]

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