判決年月1992年10月の労働判例

1993.10.18 【判決日:1992.10.26】
東洋建材興業事件(平4・10・26東京地判) 合意退職が成立するにはどのような承諾が必要か
ジャンル:
  • 退職
  • 退職願

口頭でなく書面が望ましい 筆者:弁護士 山田 靖典(経営法曹会議) 事案の概要  Xは、昭和63年1月18日、営業部長として月給40万円、毎月20日締切25日払いの約定で以前に勤務していたY社に雇用されたが、同年8月7日、Y社近くの喫茶店において、Y社代表者に対し、同僚が昇給し賞与の支給を受けたとして、自分にも昇給と賞与支給を求めた。しか……[続きを読む]

1993.05.31 【判決日:1992.10.02】
御国ハイヤー事件(平4・10・2最判) 争議行為の手続・態様からみた正当性の限界
ジャンル:
  • 労働組合

実力での操業阻止はダメ 筆者:弁護士 加茂 善仁(経営法曹会議) 事案の概要  タクシー会社の組合員が、春闘回答を不満としてストライキに入った。その際、組合員が乗務することになっていたタクシー6台を会社側において稼働するのを阻止するためタクシーの傍らに座り込んだり寝転んだりして車庫を占拠した。その結果、6台のタクシーが2日間にわたり稼働で……[続きを読む]

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