判決年月1991年4月の労働判例

1992.04.20 【判決日:1991.04.12】
チェース・マンハッタン銀行事件(平3・4・12大阪地判) 配転命令と有効要件
ジャンル:
  • 配転・出向

公平欠く個人的事情考慮 筆者:弁護士 中山 慈夫(経営法曹会議) 事案の概要 本件は東京と大阪に支店を有する外資系銀行が、「大阪支店で採用した従業員9名を東京支店へ配転をしたため、その配転命令の有効性が争われたものである。  当時銀行は経営内容が急激に悪化したため、銀行全体の合理化計画を策定したが、その一環として業務悪化に陥っていた大阪支……[続きを読む]

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