判決年月2015年6月の労働判例

2016.08.15 【判決日:2015.06.24】
A農協事件(東京高判平27・6・24) 春と秋に3カ月雇用、約16年間継続し雇止め無効に 空白長く更新期待を認めず
ジャンル:
  • 更新拒否(雇止め)
  • 解雇

 春と秋に約3カ月働く季節労働者を雇止めした事案。約16年間反復継続され労契法19条2号を類推適用して更新の合理的期待を認めた一審に対し、東京高裁は、各契約の空白期間は契約期間と同程度に及び、継続されると評価できないと判断。従前の契約を更新したとみなすには、労働者が期間満了後遅滞なく契約を申し込むことを要件とした同条の趣旨に反するとした。……[続きを読む]

2015.08.24 【判決日:2015.06.08】
専修大学事件(最二小判平27・6・8) 労災保険給付を受給し休業、打切補償で解雇可能? 使用者の補償と実質は同一
ジャンル:
  • 労災
  • 病気
  • 解雇

 業務上傷病で休業中、平均賃金1200日分の打切補償を支払い解雇したところ地位確認を求められた。一審、二審は使用者から災害補償を受けず打切補償の条件を満たさないとしたが、最高裁は労災保険法の目的や補償内容から、労災給付は使用者の補償と実質同じと判断。治ゆまで給付は続き、労働者の保護を欠くともいえないとした。解雇の効力を審理するため差し戻し……[続きを読む]

年月アーカイブ

ページトップ