主張

2024.04.25 【主張】
【主張】シニア処遇は社会的課題 NEW

 経団連は、高齢社員の活躍推進に向け、担う職務・役割と整合性の取れた賃金水準を設定すべき――などとする報告書をまとめた。現状のさまざまな課題を指摘しつつ、シニアの活用は深刻さを増す労働力問題への対応の鍵になり、イノベーション創出や生産性の改善・向上にもつながると強調している。  60歳定年を前提に処遇ルールが完備されている大企業にとって、……[続きを読む]

2024.04.18 【主張】
【主張】特定技能拡大と人権保護

 人手不足が深刻な分野に外国人を受け入れる「特定技能制度」について、政府は3月29日、基本方針などの変更を閣議決定した。受入れ上限数の大幅に増やすとともに、対象分野などを追加している。これまで外国人技能実習生に対する割増賃金不払いや違法な長時間労働が多発していた繊維産業も対象に加わった。  受入れ人数の拡大に伴い、特定技能外国人を雇用する……[続きを読む]

2024.04.11 【主張】
【主張】中小もベア3%が視野に

 連合の賃上げ集計によれば、3月末時点の賃上げ総額は平均で1万6000円に達し、率でも5%以上を維持ししている。ベースアップを含む改善分は3.6%を超え、昨年の物価上昇率(生鮮食品を除く総合指数=3.1%増)を上回った。価格転嫁の進捗が懸念された中小規模においても、賃上げ総額は1万2000円強、4.69%と健闘している。  一方、3月末に……[続きを読む]

2024.04.04 【主張】
【主張】人材確保へ課題洗出しを

 中小企業の人手不足が深刻化するなか、厚生労働省が人材採用と定着に成功している企業の事例集を作成した。取組み内容を、事業戦略の転換、業務見直し、職場環境の整備、採用活動の工夫の4つの区分に整理し、紹介している。  大企業に比べて経営資源が乏しい中小企業が、すべての区分の対策を講じるのは難しい。効率的に成果を上げるためにも、自社の人材確保・……[続きを読む]

2024.03.28 【主張】
【主張】職場情報の提供は慎重に

 厚生労働省は、労働市場におけるマッチング機能の向上を目的とし、「求職者等への職場情報提供に当たっての手引(案)」をまとめた(関連記事=円滑な人材確保 配属予定部署の情報紹介を 多様な機会活用し 厚労省・職場情報提供手引(案))。法令により開示・提供義務がある情報をはじめ、求職者に提供することで採用活動に資する情報を網羅的に紹介している。……[続きを読む]

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