書評

2021.07.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『建設工事の公衆災害防止対策10のポイント』 NEW

改正要綱踏まえ事例示す  通行人や近隣住宅への被害などが大きく報道され、社会的信用の失墜にまでつながる公衆災害。本書は、2019年9月に改正された「建設工事公衆災害防止対策要綱」に基づき、さまざまな事故事例や安全対策などをふんだんにイラストを用いて解説している。  夜間、高齢者が犬を散歩中に敷き鉄板の段差につま先をはさんで転倒した事例では……[続きを読む]

2021.07.24 【書評】
【今週の労務書】『中小企業の人材開発』

顧客との接点が機会に  日本企業の99%は中小企業が占めている。しかし、これまで現場のデータ取得の困難さなどから、中小企業の人材開発はブラックボックスとなっていた。本書は中小企業の人事施策を含めた人材開発の実態と、学習メカニズムの解明を試みている。実態を明らかにするため、アンケート調査を実施。その結果、中小企業の人材開発は大企業に比べ、従……[続きを読む]

2021.07.21 【書評】
【GoTo書店!!わたしの一冊】第27回『ヒグマ学への招待〈自然と文化で考える〉』増田隆一編著/小菅 正夫

共存を考える契機に  今年6月18日、札幌のテレビ局は早朝から、住宅街を走り回り、次々と人を傷つけたヒグマの様子を繰り返し伝えていた。このヒグマは中型の若いオスで、丘珠空港裏の草地へ逃げ込み、背の高いイタドリの茂みに身を隠したところをヘリコプターの低空飛行で追い出され、待ち構えた猟銃で射殺された。  丘珠と聞いて、1878(明治11)年に……[続きを読む]

2021.07.17 【書評】
【今週の労務書】『手続きすればお金がもらえる 図解 社会保障オールガイド2021―2022』

受給対象や金額を明記  本書は、労災保険や雇用保険、健康保険、公的年金、介護保険など、令和3年4月1日現在の社会保障制度の基本的な内容を紹介するもの。  出産・育児期の給付や支援制度をまとめた「子育て編」や、業務上・外の傷病への給付を網羅した「病気・ケガ編」、高齢期の社会保障制度を紹介する「老後・介護編」など、ライフステージや置かれた状況……[続きを読む]

2021.07.15 【書評】
【GoTo書店!!わたしの一冊】第26回『高瀬庄左衛門御留書』砂原浩太朗著/大矢 博子

清廉な五十路を活写  今月14日に第165回直木賞が発表された。――といってもこの原稿を書いているのはそれより前。現時点では受賞作は分からない。私の予想では澤田瞳子『星落ちて、なお』が最有力なのだが、さて結果やいかに。  受賞作が決まると華々しく報道され、色々な媒体で作品が紹介されるが、それと同時に他の候補作への言及はぐんと減る。致し方な……[続きを読む]

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