- 2023.11.22 【労働新聞 今週の視点】
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【今週の視点】年末年始 繁忙期の労災防止を 中災防が運動推進
不慣れな作業も背景に 何かと慌ただしい年末年始は、労働災害が発生しやすい傾向がある。中央労働災害防止協会では、年末年始無災害運動実施要領を定め事業場に「慌て」、「焦り」が原因で起こる労災の防止を求める。機械設備を扱う事業場にとっては、保守点検や整備などの慣れていない非定常作業が増えることから注意を促している。…[続きを読む]

不慣れな作業も背景に 何かと慌ただしい年末年始は、労働災害が発生しやすい傾向がある。中央労働災害防止協会では、年末年始無災害運動実施要領を定め事業場に「慌て」、「焦り」が原因で起こる労災の防止を求める。機械設備を扱う事業場にとっては、保守点検や整備などの慣れていない非定常作業が増えることから注意を促している。…[続きを読む]
安全対策なども要検討 人手不足が深刻さを極めるなか、高齢者雇用に関して取り組むべきテーマは多い。定年年齢を引き上げる場合、賃金カーブの修正は欠かせない。再雇用制度で対応するとしても、安全対策などについて検討が求められる。中小企業でも取り組みやすい施策には、パートを含めた全社員での危険予知訓練などが挙げられる。…[続きを読む]
企業の人材確保に支障も ほっとした人も多いのではないだろうか。埼玉県議会で波紋を呼んだ子供の虐待防止に関する条例案は取下げにより幕を閉じた。小学3年生までの子を家に1人にすることなどを虐待としており、「共働きができなくなる」などの批判が殺到していた。企業の人材確保に支障が生じかねない内容であり、取下げは妥当だろう。…[続きを読む]
中小企業へ丁寧な周知を 労働政策審議会は10月12日、「年収の壁」対策としてキャリアアップ助成金に新コースを設置する雇用保険法施行規則改正省令案要綱について、「おおむね妥当」と答申した。ただ、3年に及ぶ新コースの支給要件は複雑だ。多くの企業に活用してもらうためには、中小企業への丁寧な制度説明や相談体制の整備が欠かせない。…[続きを読む]
厚労省が動画つくりPR 建設業の人手不足が深刻な状況だ。現場では建設技能者の高齢化が進んでおり、将来、業界を支える担い手の確保が大きな課題となっている。危険な作業や長時間労働の多い業界のイメージを払拭するためにも職場環境改善は急務だ。厚生労働省では、このほど働き方改革のPR動画を作成し、関係者に理解を求めた。…[続きを読む]
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