人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

 日常職場で発生するトラブルの処理の仕方、安全衛生の諸問題、人事労務制度の内容、労働関係法の解釈など、紙面に寄せられた労働に関する相談を掲載しています。

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NEW2021.09.17 【労働基準法】

固定残業代を1日単位で!? 按分問題解消へ向け 稼働日数の影響を小さく

キーワード:
  • 固定残業代
  • 賃金関係
Q

 固定残業代の日数按分に関する記事を読みました(令3・8・30付本紙3318号16面)。入社時の説明等が不足する場合には、トラブルが発生する可能性があると感じました。簡便な解決策として、1カ月単位でなく、1日単位で固定残業代を導入するというアイデアはどうでしょうか。こうした仕組みなら、稼働日数に応じて月払いの金額が変動しても、異論の出る余地がないと思います。【大阪・D社】

A

裁量低下する欠点と天秤

 固定残業代制は、実際の時間外労働数に関係なく、一定の残業代(割増賃金)を支払う仕組みで、「みなし残業代制」と呼ばれることもあります。

 名称的には紛らわしいですが、これは「事業場外労働みなし制」とは、似て非なる仕組みです。

 営業社員を対象に、「残業代見合い」の手当を支払う会社も少なくありません。この場合、誤解を避けるために、手当の性格を明確に規定しておく必要があります。…

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NEW2021.09.16 【労災保険法】

過労死認定と「出張」の関係は

キーワード:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 出張の多い業務は、いわゆる過労死認定の判断に当たって考慮する材料になるといいます。頻度や出張期間の他、どのような要素があるのでしょうか。

A

 新たな基準(令3・9・14基発0914第1号)および留意点をまとめた通達(令3・9・14基補発0914第1号)が発出されました。

 移動時間、移動距離や…

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NEW2021.09.15 【衛生管理】

「コロナうつ」を防ぎたい 長引く在宅勤務の影響が

キーワード:
  • メンタルヘルス
  • 在宅勤務
  • 新型コロナウイルス
Q

 なかなか収束がみえない新型コロナの感染再拡大で参っています。会社としても、ワクチンの職域接種など、可能な対応はしているつもりですが、長引く在宅勤務や行動の制限などで、いわゆる「コロナうつ」にならないかと社員のメンタルが心配です。社員にどんなことを話していけばよいでしょうか。【福島・N社】

A

セルフケアの重要性説明 社内報でメッセージ発信

 猛威を振るうデルタ株の影響もあって、コロナ禍が収まりません。確かにコロナうつは心配です(2020年9月15日付第2362号55ページ参照)。

 会社の対応として、在宅している社員向けに「自宅で働くときに、時間をはっきり区切るなど業務とプライベートの切り分けをしましょう」と呼びかけたり、一日一度は音声・画像付きで打ち合わせするなど、相互コミュニケーションの方法を検討したりすることが勧められています。また、在宅勤務の限界を理解し、オフィス勤務時と全く同じレベルのアウトプットを求めないなどの姿勢も重要とされます(日本産業衛生学会・日本渡航医学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」)。…

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NEW2021.09.14 【交通事故処理】

「将来の夢」賠償に影響は 事故で独立自営不可

キーワード:
Q

 タクシーを運転中、乗用車に追突されて受傷しました。後遺障害が残り等級14級が認定されました。当時、私はギタリストになるために専門学校で修学に励み独立する準備をしていました。しかし、事故による手の指や首の後遺症で独立は不可能です。ギターにかかった費用やギタリストの夢が破れたことの損害賠償請求はできますか。【三重・T生】

A

通常一般の損害といえず 授業料などは可能性残る

 相談者は事故当時40歳で、タクシーの運転手をしながらギターの音楽院に2年間通い、ギタリストとしてギター教室を開業する予定でその準備を進めていました。しかし、交通事故に遭いその後遺症でギタリストとして独立することは不可能のようです。

 この事例としては費用や夢などに対する損害賠償請求をすることには無理がありますが、それはそれとして、加害者側にその損害(ギタリストになるためにかかった費用やその夢が破れたことに対する慰謝料等)を請求する必要があります。そうしなければ相手側に相談者が被った被害が分からないからです。…

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NEW2021.09.14 【労働基準法】

特定時期だけ設定? 繁忙月のみコアタイム

キーワード:
  • フレックスタイム制
  • 労働時間関係
Q

 フレックスタイム制の導入を検討中です。例年、繁忙月が何度かあり、その月だけコアタイムを設けたいのですが可能でしょうか。また、場合によっては重要な業務が早い時間帯に多くなることから、コアタイムを繰り上げるといった措置などもできますか。【徳島・N社】

A

労使協定通じ自由に設定可

 フレックスタイム制は、一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、労働者に始業・終業の時刻の決定を委ねる制度です(労基法32条の3)。導入に際しては、労使協定で対象となる労働者や清算期間などを定めるほか、任意で、…

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