労災保険法

2020.06.15 【労災保険法】

いじめの労災認定は 同僚間でパワハラなし

ジャンル:
  • パワハラ
Q

 上司等からのパワーハラスメントが労災認定されるという記事(令2・5・25日付3258号1面)をみました。一方、同僚間でいじめや嫌がらせがあったと相談を受けたときに、行為が1回きりなどと判断できれば、労災認定されることはないと突っぱねてしまっていいでしょうか。【山口・U社】

A

相談応じないと負荷「強」に

 まず、問題の言動を行ったのが、同僚や部下であっても、業務上必要な知識や豊富な経験等を有している者であれば、「優越的な関係を背景とした」言動としてパワハラになり得ます(令2・1・15厚労省告示5号)。

 パワハラに当たらない同僚等から…

回答の続きはこちら
2020.06.11 【労災保険法】

帰宅途中に図書館へ寄り通勤災害?

ジャンル:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 しばらく閉まっていた図書館ですが、じょじょに再開してきました。会社帰りに図書館に寄って帰宅しようとした場合の災害は、通勤災害になるのでしょうか。

A

 逸脱・中断の間およびその後の移動は原則として通勤とは認められません。ただし、日用品の購入その他これに準ずる行為等をやむを得ない事由により最小限度の範囲で行う場合には、…

回答の続きはこちら
2020.06.10 【労災保険法】

感染症は業務上の災害か 医療関係「以外」どうなる

ジャンル:
  • 新型コロナウイルス
  • 業務災害
Q

 新型コロナウイルスによる混乱は収まっていませんが、労働者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合、労災保険給付の対象となりますか。また、病院等の医療従事者のことも心配です。労災保険はどのようになっているのでしょうか。【千葉・E社】

A

労働環境からリスク判断 海外出張は各国状況みて

 新型コロナウイルスによる感染症が注目され、経営のご心労も一様ではないようです。労災について、当該災害が業務または通勤に起因して発症したものであると認められる場合には、労災保険給付の対象となります。職場ももちろんですが、公共交通機関を利用した通勤は濃厚接触のリスクが高い密室状態で、感染を心配するのは当然です。新型コロナウイルスに感染していることが判明したような場合、感染経路が明確に特定でき、潜伏期間などに医学的な矛盾もなく、通勤以外の感染源が否定された場合は、「通勤災害」になり得る可能性はありますが、その証明は極めて厳しいといえるでしょう。…

回答の続きはこちら
2020.06.08 【労災保険法】

欠勤が給付に影響か 業務上災害の休業補償

ジャンル:
  • 労災保険給付
  • 業務災害
  • 通勤災害
Q

 業務上災害で休業したときに、平均賃金をベースに労災保険給付の額を計算すると思います。直近3カ月に私傷病で欠勤があるとその分減る形になってしまうのでしょうか。【埼玉・I生】

A

私傷病期間を除外する特例

 平均賃金の計算に関して定めた労基法12条では、平均賃金を算定すべき事由が発生した日(賃金締切日がある場合は、直前の賃金締切日)以前3カ月間の総暦日数と、その間支払われた賃金総額から、1日当たりの賃金額を算出するとしています。業務上の傷病により休業した期間およびその間の賃金は、計算から除外します。…

回答の続きはこちら
2020.05.27 【労災保険法】

デパート立ち寄り通勤災害は 「逸脱・中断」範囲教えて

ジャンル:
  • 通勤災害
Q

 従業員が以前、会社から自宅への帰宅中に最寄駅近くにあるショッピングセンターに立ち寄り、夕食の食材を購入後、隣接デパートの衣料品売り場で小一時間ぶらぶら(ウインドウショッピング)してから帰路に着いたとのことです。自宅近くまで来た際に側溝の段差でつまずき負傷したのですが、この場合の従業員の逸脱・中断は「日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合」に該当するでしょうか。【埼玉・J社】

A

日用品といえるか判断 時間など最小限度が条件

1 通勤途中における「逸脱」および「中断」の考え方

 通勤途中において、労働者が逸脱・中断した場合、その後における帰宅行為は原則として通勤とは認められないものとされていますが、逸脱・中断の目的が「日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合」には、当該逸脱・中断の間を除き、合理的な経路に復した後は通勤と認められることとされています(労災法7条3項)。

2 「日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるもの」とは

 「日常生活上必要な行為」については、厚生労働省令で次のように定められています(労災則8条、下図参照)。…

回答の続きはこちら

年月アーカイブ

ページトップ