交通事故処理

2020.10.15 【交通事故処理】

被害者請求どう進めるか 保険会社が支払い応じず

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 自転車で走行中、オートバイとの衝突事故でケガをしました。治療は終わったのですが、加害者・損害保険会社側は理由を付けて治療費等を払ってくれず話合いにも応じてくれません。そこで被害者請求をしたいのですが、どのようにすれば良いのでしょうか。また、加害者の任意保険と自賠責保険の会社が同じですが問題はありませんか。【福島・I生】

A

先に仮渡し金を検討も 会社同一でも影響なし

 すでに治療が終わって被害者の損害が確定しているときに、加害者側に請求しても治療費等を払ってくれない場合、加害者が加入している自賠責保険会社に被害者請求の「本請求」を行うことができます。相談者が本請求できるのは、相談者側が支払った治療費・入院費や看護料、通院交通費、事故で休業したための損害、傷害の慰謝料などですが、ケガの場合は120万円が支払い限度額となっています。また、相談者は行っていませんが、「本請求」をする前に当座の出費に充てるために、診断書を添えて「仮渡し金の請求」ができます。これは傷害の程度によって40万円、20万円、5万円と金額は異なります。

 なお、相談者に後遺障害が残り等級認定請求をして…

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2020.10.01 【交通事故処理】

レンタカーの損害賠償は 相手ケガして車も破損

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 レンタカーを借りて運転中に脇見をし、赤信号で停止していた先行車(被害車)に追突してしまい、その運転者がむち打ちになり、被害車が破損し、レンタカーも壊れてしまいました。私は、どのような損害を負担するのでしょうか。【愛知・Y社】

A

免責額まで原則自己負担 上乗せ補償など契約確認

 レンタカーを借りて運転中に事故を起こした場合、加害者は、基本的には、通常の交通事故の場合と同様の損害賠償義務を負います。ご質問の場合は、被害者に過失はないと考えられますので、あなたは、被害者とレンタカー会社の損害について賠償義務を負うことになります。しかし、レンタカーの場合は、…

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2020.09.13 【交通事故処理】

示談後の補償どこまで? 損保会社と書面を締結

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 損害保険会社から損害賠償額が提示されました。提示額は妥当な金額であり、またお金が早く欲しいので示談しようと考えています。心配なのは示談後、後遺障害が出た場合です。後遺障害については一筆書いてもらいましたが、安心していいでしょうか。【栃木・O社】

A

相当因果関係証明は困難 現時点で障害認定も検討

 損害保険会社の後遺障害についての一筆とは「ただし、本件事故と医学的に相当因果関係のある後遺障害が残存し、所定(後遺障害事前認定)の手続きを経て後遺障害の等級を自賠責会社が認定すれば、別途協議する」というものでした。

 後遺障害については、現在、後遺障害の症状がないか、あるいは気にするほどでない小さい症状ならば、今後、等級認定がされるような後遺障害が出る可能性は少ないでしょう。後遺障害が出たとしても、最も低い等級の14級以上でなければ後遺障害の補償を受けることはできません。

 後遺障害に関わる損害保険会社の一筆は有効ですが、…

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2020.08.31 【交通事故処理】

能力喪失期間どう決まる 58歳で後遺障害14級に

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 交通事故で負傷して、後遺障害(14級9号、むち打ち症ではない)が認定されました。逸失利益を算定するに当たり、労働能力の喪失期間は5年程度とネットでみかけました。私は、58歳で自営業を営んでいますが、老後の蓄えもないのでしばらく働かなければいけません。現在も痺れが強く、5年程度で症状が消失するとは思えませんが、逸失利益を算定するに当たり、労働能力喪失期間は5年程度に制限されてしまうのでしょうか。【山形・K生】

A

5年以上認められる例も 自営は平均余命と比較

 職種、地位、健康状態、能力等によりますが、労働能力喪失期間が5年以上の期間とされる可能性があります。

 有職者の逸失利益の計算方法は、基礎収入×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対するライプニッツ係数とされています。計算方法の中に出てくる労働能力喪失期間については、原則として症状固定日から67歳(就労可能年齢)までの期間とされています。症状固定時の年齢が67歳を超える者については、原則として簡易生命表の平均余命の2分の1の期間が労働能力の喪失期間とされています。症状固定時から67歳までの年数が簡易生命表の平均余命の2分の1より短くなる者についても、…

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2020.08.14 【交通事故処理】

治療打ち切られどうする 保険会社から示談の勧め

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 自動車同士の事故で追突されて受傷しました。約3カ月が経過して相手保険会社から「治療を打ち切りたい」という連絡があり、「まだ体の痛みや頭痛があるので病院に通わせてほしい」と要望したところ、「それなら止むを得ない」ということで通院を続けました。ところがそれから1カ月半くらいして突然、病院の受付で治療終了を告げられ、また、保険会社からは示談を迫られるようになりました。どう対処したらいいでしょうか。【福岡・T生】

A

症状固定なら後遺障害も 主治医に相談が必要に

 相談者は相手保険会社から治療打切りの連絡があったとき、主治医に「保険会社から治療を打ち切りたいといわれたが通院を続けていいか」と聞いています。主治医の答えは「痛みが続く間は通院していい」とのことでした。

 しかし、突然、病院で治療終了を告げられたため、そのことを保険会社の担当者に確認すると、…

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