交通事故処理

2020.07.30 【交通事故処理】

「あおり運転」の罰則は? 道交法改正あったと聞く

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 今般、あおり運転に対する処罰が厳しくなったと聞きました。どのように法律が改正されたのでしょうか。【東京・T生】

A

妨害運転罪は免許取消し ドラレコが証明するカギ

 近時、あおり運転が社会問題化しています。先般の東名高速であおり運転し、被害者を道路上に停車させたところ、被害者夫婦が轢かれ亡くなった事件や、常磐道で被害者を停車させ、同乗者に携帯電話で撮影させながら、ドア越しに何発も殴打した事件は、記憶に新しいのではないでしょうか。加害者は、危険運転致死罪、傷害罪などで起訴され相応の処罰がなされると思いますが、これまで、道路交通法には、あおり運転自体を取り締まる規定はありませんでした。そのため、死亡・傷害の結果が生じていないあおり運転行為は、道路交通法の車間距離不保持や急ブレーキ禁止違反などを適用するほかなく、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金(違反点数1点ないし2点)にとどまるなど、行為の危険性と処罰の均衡に疑問の声が上がっていました。…

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2020.07.14 【交通事故処理】

衣服や自転車の損害額は 示談額低すぎると主張

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 高校生の息子が自転車で走行中、タクシーと接触して転倒しました。原因はタクシーの不注意運転と思われます。ケガは軽度な打撲のみですが、服や靴が破損し、自転車は歪んでがたつくようになりました。タクシー会社の示談の提示額は3万円でした。ケガに衣服や自転車の損傷を含めて10万円を請求する余地はあるでしょうか。【山梨・T生】

A

修理代など実費がベース 治療して後遺障害に注意

 相談者は、3万円では靴と服、自転車は買えないので「せめて10万円は欲しい」とタクシー会社に申し入れたところ、「3万円しか払えない」という回答がありました。「自転車に関しては基本的には修理」といわれ、また、破損した服と靴の購入時期と購入金額が分かるものを提出するように求められましたが、かなり以前に購入したので提出するのは難しいとのことです。タクシーとの…

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2020.06.29 【交通事故処理】

加害者へ修理費求めたい 借りた車を運転中事故

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 停車中に後ろからぶつけられる事故に遭い、私にケガはなかったのですが、車に修理を要する状況になりました。一時的に友人から借りた車だったので、友人に事故の対応をさせるのが申し訳なく、できれば私が直接加害者に修理費用の請求をしたいのですが、認められるでしょうか。【神奈川・T生】

A

原則は所有者に請求権 任意保険の「特約」確認を

 車の所有者と運転者が一致しない場合、運転者が、事故の加害者に対して直接に損害賠償請求をすることができるのか、という問題があります。この場合、運転者自身の身体に生じた被害については、運転者から加害者に対して、治療費等の支払いを求めることができます。

 一方、車両に生じた損害については、原則としては、所有者が加害者に対して損害賠償請求をすることになります。所有権のない運転者は、…

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2020.06.13 【交通事故処理】

治療費が打ち切られる? 保険会社の目安超え通院

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 3カ月前、横断歩道を走行中、乗用車にぶつかり腰を強く打ち転倒しました。病院の診断は「全治3週間」でしたが、その期間が過ぎた現在も治療で通院しています。しかし、腰の痛みがひどくなってきたので病院でMRIを撮ったところ、「腰の痛みはヘルニアが原因で事故とは関係がない」と診断されました。事故の治療は続けられるでしょうか。【滋賀・T生】

A

既往歴ないなど説明を 障害等級認定にも影響

 相談者には保険会社から「治療は最大でも2カ月が目安」という連絡があり、治療が打ち切られるのではないかと心配しています。腰の痛みは増すばかりで歩行困難になることもあるとのこと。事故に遭う前は腰のヘルニアの経験はなく、ヘルニアの原因は事故以外に考えられないといいます。とはいえ、主治医の診断を覆さない限り、腰のヘルニアは事故とは無関係ということで治療費が支払われなくなる可能性が高く、これからどうなるか不安な日々を送っている相談者です。…

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2020.05.30 【交通事故処理】

「酒気帯び」で保険金は? 法の基準下回り罰則なし

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 先日、車を電柱にぶつけてしまい、車が破損しました。駆け付けた警察官の呼気検査では、呼気1リットルにつき0.06mgのアルコールが検出され、酒気帯び運転で厳重注意を受けました。前夜のお酒が残っていたようです。罰則が適用される基準値には達していないので、処罰はされないということでしたが、保険会社に修理代を請求したところ、酒気帯び運転を理由に拒否されました。保険金は支払ってもらえないのでしょうか。【大阪・N生】

A

保険会社には免責条項が 不支給認めた判例あり

 酒気帯び運転について、道路交通法65条1項は「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と定めたうえで、同法117条の2の2は、酒気帯び運転をした者が、政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあった場合には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処すると定めています。このアルコールの程度は、…

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