2013年5月配信の人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2013.05.27

18歳未満で週6勤? 休日振り替え1日増

キーワード:
  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 1年単位変形労働時間制の職場に、18歳未満の年少者が含まれます。勤務割で、元々、週5日勤務(週40時間)と定めていた週について、休日振替により6日(週48時間)勤務させるのは、法律に違反しますか。違法という場合、どのような罰則が科せられるのでしょうか。【広島・G社】

A

特定の週除き40時間以内に

 年少者については、原則として法定労働時間を超える時間外労働・変形労働時間制の適用が禁止されています(労基法60条1項)。しかし、週48時間・1日8時間の範囲内であれば、…

回答の続きはこちら
2013.05.27

産休も保険料免除に 施行日またぐ休業は?

キーワード:
  • 健康保険法
Q

 産前産後休業中の保険料免除について、施行日が平成26年4月1日に決まりました(本紙平成25年5月20日付1面)。免除されるのは、施行日以後に出産した者のみでしょうか。施行日をまたぐ休業はどのように扱いますか。【大阪・K社】

A

4月1日から開始とみなす

 産前6週間(多胎妊娠は14週間)および産後8週間の産前産後休業中についても、育児休業中と同様に社会保険料が免除されることになりました(改正厚年法81条の2の2、改正健保法159条の3)。…

回答の続きはこちら
2013.05.27

育休3年に延び待遇は? 年休や社会保険どうなる 休業から復職後の労働条件

キーワード:
  • 育児・介護休業法
Q

 育児休業期間を3年に延長したらどうか、という話が聞かれます。育児環境の整備という面が強調されますが、現行では、長期休業・復帰後の労働条件はどうなっているのでしょうか。年休や社会保険上の取扱いを教えてください。【千葉・N社】

A

休業3タイプで異なる

 育介休業法では、育児休業とは「育介休業法2章に定めるところにより、子を養育するためにする休業をいう」と定義しています(2条1号)。

 1歳(パパ・ママ育休プラスは1歳2カ月、保育所がみつからない場合等は1歳6カ月)に満たない子について労働者が休業を申し出たとき、事業主は原則として拒むことができません(育介休業法6条)。…

回答の続きはこちら
2013.05.20

家族の交通費出るか ハローワーク経由で就職

キーワード:
  • 雇用保険法
Q

 ハローワークの紹介で遠隔地に就職する際、引越しに要する費用が補助されると聞きます。本人の交通費相当額は当然ながら支給されると思いますが、家族はどうなのでしょうか。配偶者や子ども以外に家族がいる場合、人数制限等が課せられますか。【大分・T生】

A

人数分が支給され上限なし

 移転費は、基本手当等の受給資格者が「公共職業安定所の紹介した職業に就くため、または公共職業訓練を受けるため」、住所・居所を変更するときに支給されます(雇保法58条)。…

回答の続きはこちら
2013.05.20

60歳から夫に転給? 遺族年金の停止解除

キーワード:
  • 労災保険法
Q

 女性従業員が、通勤中の交通事故で亡くなりました。遺族は夫と女性の父親ですが、夫は60歳未満のため遺族年金は支給停止の状態です。60歳に達すれば転給されるのでしょうか。【徳島・M社】

A

失権しないが額増える

 遺族年金の受給資格者となるのは、被災労働者の死亡の当時その収入によって生計を維持していた配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹です。…

回答の続きはこちら
ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。