監督指導動向

2024.02.20 【監督指導動向】
令和5年の書類送検 労基法違反はすべて賃金不払い 合計で10件に 山口労働局

 山口労働局は、令和5年の司法処理状況を取りまとめ、書類送検の件数が前年比2件増の10件だったと公表した。内訳は、労働基準法令違反が4件、労働安全衛生法違反が6件だった。  違反内容の内訳は、安衛法関係では危険防止措置関連4件、フォークリフトの無資格運転1件、労災かくし1件となっている。危険防止措置関連については、移動はしごの転位防止未実……[続きを読む]

2024.02.03 【監督指導動向】
クレーンの不適正使用が多発 リーフで呼掛け 川崎北労基署

 神奈川・川崎北労働基準監督署は、管内で移動式クレーンの不適正な使用を原因とした事故が多発したことを受け、リーフレットを作成して注意を呼び掛けている。  リーフでは、実際に管内で起きた事故の発生状況と原因を紹介した。令和5年6月には、クレーン機能付きドラグショベルを使用する際、クレーン機能に切り替えないまま資材をつり上げ、ドラグショベルが……[続きを読む]

2024.01.27 【監督指導動向】
建設業の上限規制対応 地区協議会で意見交換行う 神奈川労働局

 神奈川労働局は、建設業の上限規制対応を後押しするため、令和5年10~12月の期間中、管内の8地区で労働時間削減協議会地区会を開催した。  同労働局では、建設業の上限規制対応に向けた支援策を協議する場として、労働基準監督署の管轄区域単位で協議会を設けている(関連記事=地区単位で協議会 建設業の上限規制目前に 神奈川労働局)。管轄地区に属す……[続きを読む]

2024.01.13 【監督指導動向】
令和4年の書類送検 合計53件で前年比7件増 北海道労働局

 北海道労働局は令和4年の司法処分状況を公表し、書類送検の件数が53件に上り前年から7件増加したと明らかにした。53件の内訳は労働安全衛生法違反が36件(前年比8件増)、最低賃金法違反が9件(増減なし)、労働基準法違反が8件(1件減)となっている。  安衛法関係では、第20~21条(事業者の講ずべき措置等)に関する事案が36件のうち20件……[続きを読む]

2024.01.06 【監督指導動向】
違反率は64.6%で横ばい 北海道労働局 令和4年・監督結果

 北海道労働局が公表した令和4年の監督指導状況によると、労働基準関係法令の違反率は64.6%だった。前年比は0.2%増で横ばい。監督指導は、管内17労働基準監督署が6427事業場に対して行ったもので、4151事業場で法違反が発覚している。  主な違反事項は、労働災害防止に関する「安全基準」が1326件、違法な時間外労働などに関する…[続きを読む]

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