
がん検診推進で留意点は 女性への配慮事項あるか
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当社でもがん検診を職場として推進していますが、女性特有のがんの検診についての配慮事項はあるでしょうか。【大分・W社】
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HPVワクチンに助成 「子宮頸がん」を予防
がんはわが国の死亡原因の第1位で、日本人の2人に1人がり患します。早期発見することで治ることが期待できる疾患でもあり、検診が強く勧められています。予防効果がコストを上回ることがはっきりしているがん検診は、胃がん(胃カメラないしバリウム検査)、肺がん(胸部レントゲンと喀痰検査)、大腸がん(便潜血検査)、乳がん(マンモグラフィー検査)、子宮頸がん(内診と細胞診)の5つとされます。
乳がんはまれに男性のり患もありますが、乳がん、子宮頸がんは女性特有といっていいかと思います。どちらも、現役世代のり患が多い「働く人のがん」でもあり、早期発見のためのがん検診を職域で推進する意味があります。女性のがん検診は、生理の周期との関係で受検できない期間がありますので、日程に柔軟性が必要であることには留意が必要です。
子宮頸がんは…
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