厚生年金保険法

NEW2021.04.13 【厚生年金保険法】

振替加算のみ受給したい 年金支給は繰り下げる

キーワード:
  • 振替加算
  • 老齢基礎年金
Q

 短時間勤務の高齢パートの方から、年金のご相談を受けました。まもなく65歳に達しますが、繰下げ受給を考えているということです。ただし、夫の方が先に65歳になっているので、振替加算だけは先に受け取りたいというお話です。そんな選択が可能なのでしょうか。【秋田・H社】

A

基礎年金とセットに 増額対象からも除外

 質問された高齢パートの方は、すでにいろいろと年金のことをお調べのようです。まず、話の前提となる条件を確認しておきましょう。

 振替加算は、夫(配偶者)が老齢厚生年金(原則被保険者期間20年以上)や障害厚生年金などの配偶者加給年金の対象となっている場合、本人が65歳に達し、…

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2021.03.30 【厚生年金保険法】

遺族年金は父から子へ? 「転給できない」と説明

キーワード:
  • 遺族厚生年金
  • 遺族基礎年金
  • 遺族補償年金
Q

 先輩社員が退職し、社会保険関係の仕事を引き継ぐことになりました。年金の勉強をしていたところ、「遺族厚生年金の受給権者が失権しても、次順位者は受給権を取得できません」という記述をみつけました。しかし、母子家庭で母親が死亡しても、子供が引き続き年金をもらえるような気がします。仮に、父子家庭の場合、どうなるのでしょうか。【徳島・R社】

A

基礎年金も合わせ父受給 支給停止の状態解除に

 遺族に対する年金には、遺族補償年金(労災保険)、遺族厚生年金(厚生年金)、遺族基礎年金(国民年金)等があります。

 労災保険では「(受給権者が失権した場合、)後順位者があるときは、次順位者に年金を支給する」と規定しています(16条の4)。これを「転給」と呼んでいます。しかし、遺族厚生年金には、そうした規定は設けられておらず、「次順位者は受給権を得られない」という解釈になっています。…

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2021.03.23 【厚生年金保険法】

定時決定に影響か 3カ月清算のフレックス

キーワード:
  • フレックスタイム制
  • 定時決定
  • 標準報酬月額
Q

 4月から清算期間が3カ月のフレックスタイム制を導入します。報酬関係に変更はなく、月末締め翌月10日払いのまま、手当の創設などもありません。4~6月の残業代(4、5月は月50時間を超える分除く)を清算期間後の7月10日に支払うこととなりますが、標準報酬月額の定時決定に影響はありますか。【京都・G社】

A

通常どおり4~6月で

 定時決定は、6月入社などを除き、7月1日時点で在籍している労働者を対象として、4~6月に支払われた報酬をベースに標準報酬月額の等級を改定する仕組みです(健保法41条)。改定後の等級は、随時改定などがない限り、9月~翌年8月まで適用されます。…

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2021.03.11 【厚生年金保険法】

外国人の加入が厳しく? 健保は被扶養者で見直し

キーワード:
  • 外国人雇用
  • 被保険者資格
Q

 外国人の被扶養者の要件に関する記事を読みました(令3・2・15日付本誌2372号55ページ)。そこで、ふと疑問が生じたのですが、国民年金の関係でも、要件が厳しくなっているのでしょうか。【栃木・M社】

A

治療や観光目的は除外 原則「国内居住」要件に

 国民年金の第1号、第3号被保険者について、最新の定義をみてみましょう(第2号は変更なし)。

 第1号被保険者は、「日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の者であって2号、3号に該当しないもの(老齢・退職を支給事由とする給付の受給権者その他法律の適用を除外すべき特別の理由がある者を除く)」、第3号被保険者は「第2号被保険者の配偶者(日本国内に住所を有する者または日本国内に住所を有しないが国内に生活の基礎がある者に限る)であって主として第2号被保険者の収入により生計を維持するもの(第2号被保険者その他法律の適用を除外すべき特別の理由がある者を除く)」となっています。…

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2021.02.26 【厚生年金保険法】

高年齢継続が損になる? 厚年との調整で計算式は

キーワード:
  • 老齢厚生年金
  • 高年齢雇用継続給付
Q

 高年齢雇用継続基本給付金を受給すると、老齢厚生年金が調整され、かえって損になるケースがあるという話を耳にしました。そもそも、この2つはどのように計算するのでしょうか。また、たとえばどのようなケースにおいて逆転現象が生じ得るのでしょうか。【兵庫・O社】

A

マイナスになるケースも 等級の加減などで該当

 60歳到達時賃金を月31万2990円、60歳以降の賃金(みなし賃金月額)を月22万9000円として計算します。60歳以降の標準報酬月額は22万円となります。

 まず、高年齢雇用継続基本給付金です。第一に、雇保則101条の4第1号におけるみなし賃金月額×75/100を計算すると、31万2990×75/100=23万4742.5です。次に…

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