雇用保険法

2021.06.30 【雇用保険法】

介護休業中に出向命ず!? 保険給付への影響あるか

キーワード:
  • 介護休業
  • 出向
  • 被保険者資格
Q

 すでに在籍出向の辞令を発していた従業員から、突然、介護休業に入りたいと申出がありました。もちろん、申出には応じますが、休業期間の途中で、出向に切り替わるタイミングとなります。介護休業給付の受給に何か、影響があるのでしょうか。あるいは、出向の日付を、休業期間終了後にズラしたほうがよいのでしょうか。【神奈川・I社】

A

元・先で手続き発生する 被保険者資格を得喪

 在籍出向の場合、従業員は出向元、出向先の双方と雇用契約を結ぶ形となります。この場合、「その者が生計を維持するに必要な主たる賃金を受ける一の雇用関係、すなわち主たる雇用関係についてのみ」、被保険者資格が認められます(雇用保険業務取扱要領)。ですから、出向元で被保険者資格を継続するケース、出向先で新たに被保険者資格を取得するケースの2とおりがあり得ます。

 さらに、新たに被保険者資格を取得する際、1日の空白もないケース、1日以上の空白があるケースが考えられます。…

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2021.05.29 【雇用保険法】

再就職までの空白不利? 被保険者期間通算したい

キーワード:
  • 基本手当
  • 失業給付
  • 退職
Q

 今の会社に入って半年ほど経ちますが、仕事の内容は期待外れです。退職して、もう一度職探しをしたいと考えています。前回の離職時には、被保険者日数が足りず失業給付は受給しませんでした。今回、前職分と通算して、失業給付の申請ができるのでしょうか。前回の離職から再就職まで、かなり空白期間がありますが、問題ないでしょうか。【佐賀・N生】

A

最長でも「1年」が限度 所定給付日数もリセット

 自己都合退職の場合、失業給付(基本手当)を受給するためには、「離職の日以前2年間に被保険者期間が12カ月以上ある」ことが条件となります(雇保法13条)。離職日からさかのぼって被保険者であった期間を1カ月ごとに区切っていき、…

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2021.05.14 【雇用保険法】

単純にカウントしていく? 受給資格の緩和で 欠勤期間が点在するとき

キーワード:
  • メンタルヘルス
  • 基本手当
  • 失業給付
  • 特定理由離職者
Q

 メンタル不調で断続的に欠勤している従業員がいます。同僚の話では「退職も考えている」とのことで、本人と話合いの場を持つ予定です。退職後の失業給付についても説明する予定ですが、受給資格の点で疑問があります。病気欠勤で賃金支払いがない期間は「受給要件の緩和」の対象になるといいます。欠勤期間が「飛び飛び」に存在する場合でも、単純に加算して考えれば良いでしょうか。【岡山・E社】

A

スパン30日未満は加算へ

 基本手当の受給資格は、原則、離職の日以前2年間に被保険者期間が12カ月以上あれば発生します。しかし、この方は離職の原因が「心身の障害、疾病」なので、特定理由離職者となる可能性があります。この場合、「1年間に6カ月以上」で条件を満たします(雇保法13条)。

 被保険者期間が…

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2021.04.29 【雇用保険法】

傷病手当の申請どうする 求職活動中に病気が再発

キーワード:
  • 傷病手当
Q

 メンタル不調で休みがちだった従業員が、最終的に自己都合退職を選択されました。その後、ハローワークで「負担の少ない仕事」を探しておられたのですが、最近、病気がぶり返したというお話です。雇用保険に傷病手当という仕組みがあるとアドバイスしたいのですが、私自身、手続きのお手伝いをした経験がありません。どのような形で申請を行うのでしょうか。【秋田・I社】

A

1カ月超なら治ゆ前も可 受給期間延長する選択も

 基本手当の受給資格者は、ハローワークで原則28日に1回、失業の認定を受けます。失業とは、労働の意思・能力があるのに、就職できない状態をいいます(雇保法4条3項)。

 疾病・負傷のためハローワークに出頭できない場合ですが、その期間が15日未満であれば、証明書を提出することで、失業の認定を受けられます(雇保法15条4項)。疾病・負傷が長期化し、就職できない状態が続くときは、傷病手当を申請できます(37条)。傷病手当の1日当たりの金額は基本手当と同じで、傷病手当を受給すれば、その日数分、基本手当が支給されたものとみなされます(つまり、基本手当の所定給付日数が減ります)。所定給付の残日数がなくなれば、その時点で手当の支給もストップします。…

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2021.04.26 【雇用保険法】

出向時に資格得喪? 雇用保険の被保険者

キーワード:
  • 出向
  • 副業・兼業
  • 被保険者資格
Q

 副業・兼業を許可制とするうえで、雇用保険の扱いがよく分からなくなりました。雇用関係が2社との間にあるものとして在籍出向があります。在籍出向も厳密には「主たる生計維持関係」に基づき、資格の得喪などが関係してくるということでしょうか。【千葉・D社】

A

「元」などで賃金集約を

 在籍出向の場合も、その者が生計を維持するに必要な主たる賃金を受ける一の雇用関係すなわち主たる雇用関係についてのみ、その被保険者資格を認める(雇用保険業務取扱要領)とあります。2以上の事業主に雇用される場合と同じ考え方です。…

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