判決年月2000年4月の労働判例

2001.09.17 【判決日:2000.04.25】
北海道交通事業協同組合事件(札幌地判平12・4・25) 合理化に伴う余剰人員を“選定基準”もなく指名解雇 削減数少なく合理性認める
ジャンル:
  • 整理解雇
  • 解雇

4要件は総合的に 考察すれば足りる 筆者:弁護士 加茂 善仁(経営法曹会議) 事案の概要  Xは、北海道内外のハイヤー・タクシー会社を組合員として、組合員の扱う自動車・自動車部品・燃料等の共同購入を事業目的とするY協同組合に採用され、経理事務、電話交換を経て無線センター業務に従事してきた。Xは無線センター職員26名中唯一の女性職員であり、……[続きを読む]

2001.01.29 【判決日:2000.04.17】
三和銀行事件(大阪地判平12・4・17) 会社を中傷・非難する手記掲載の組合員に戒告処分 批判自体は正当と濫用判断
ジャンル:
  • 会社批判
  • 懲戒・懲戒解雇

具体的不利益なく慰謝料は認めない 筆者:弁護士 中町 誠(経営法曹会議) 事案の概要  原告らは、いずれも被告銀行に雇用された者(組合員)で、「トップ銀行のわれら闇犯罪を照らす 告発する銀行マン19人と家族たち」と題する書籍に手記を掲載した。被告は、右の内容が、全体として被告を中傷、非難し攻撃するものであり、その中には虚偽もしくは事実を著……[続きを読む]

2001.01.15 【判決日:2000.04.18】
ミロク情報サービス事件(京都地判平12・4・18) 長時間通勤無理と転勤命令拒否した罹病者を解雇 著しい不利益認め濫用判断
ジャンル:
  • 業務命令違反
  • 解雇
  • 配転・出向

病状悪化すれば安全配慮義務違反も 筆者:弁護士 石井 妙子(経営法曹会議) 事案の概要  Xは平成10年4月に再度大阪支社への転勤を命じられたが、これを拒否して京都支社に出勤していたところ、翌月、業務命令違反、無断欠勤を理由として解雇されるにいたった。  なお、Xは平成5年秋頃から京都支社長と折り合いが悪く、同6年には年休申請をめぐってト……[続きを読む]

2000.12.11 【判決日:2000.04.28】
大阪観光バス事件(大阪地判平12・4・28) バス添乗員へのセクハラ運転手に懲戒解雇処分は 懲戒規定に該当は明白
ジャンル:
  • セクハラ
  • 女性

日頃の男女関係問題への対応が重要 筆者:弁護士 岩本 充史 事案の概要  旅客自動車運送事業等を営むY社は、取引先である大手旅行会社乙社から、添乗員からY社のバス運転手Xらによるセクハラの苦情が出ている旨の連絡を受け、Y社の運行部長甲らがXらに事情聴取をしたところ、Xは曖昧な応答をしたので、甲はXとともに乙社に謝罪、具体的調査を依頼し、乙……[続きを読む]

2000.11.13 【判決日:2000.04.19】
日新火災海上保険事件(東京高判平12・4・19) 広告掲載の労働条件と違うと未払賃金等を請求 契約締結過程に不適切な点あったと
ジャンル:
  • 労働契約上の権利義務

慰謝料100万円を認める 筆者:弁護士 石井 妙子(経営法曹会議) 事案の概要  Xは、Y社の求人広告、面接、会社説明会における説明から、中途採用者にも、大学卒業年次が同じで卒業と同時に入社した者(新卒同年次定期採用者)の平均給与が支給されるものと考えて入社した。求人広告には、「キャリアを活かした転職(中略)きっと納得していただけるような……[続きを読む]

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