判決年月2002年5月の労働判例

2003.01.13 【判決日:2002.05.31】
日本工業新聞事件(東京地判平14・5・31) “手続き違反”の賞罰委員会が懲戒解雇決定 委員に「欠格」あり無効
ジャンル:
  • 懲戒・懲戒解雇
  • 懲戒手続
  • 配転・出向

新聞社の支局長が命令拒否繰り返す 筆者:弁護士 岩本 充史 事案の概要  本件は、昭和46年4月に、被告に雇用され、同年10月に産経労組に加入した。その後、平成6年2月に販売・開発局の千葉支局長に配転を命じられたが、原告は、これに異議をとどめ、赴任をした。ところが原告は、支局長赴任から本件解雇までの約8カ月間に1回80行の記事を出稿したの……[続きを読む]

2002.11.11 【判決日:2002.05.22】
日本郵便逓送事件(大阪地判平14・5・22) 同一労働の正社員と臨時社員に著しい賃金格差 雇用形態の反映で適法
ジャンル:
  • 労基法の基本原則
  • 同一労働同一賃金
  • 賃金
  • 賃金請求権

将来の期待や責任による差異と判断 筆者:弁護士 岩本 充史 事案の概要  Xら(4名)は、郵政省との請負契約に基づいて郵政省から委託された郵便局間の郵便物の運送及び郵便ポストなどからの収集業務等を目的とするY会社の期間臨時社員である。  Xらは、雇用期間を3カ月とする有期雇用契約を4年から8年にわたり更新してきたところ、正社員と同一の労働……[続きを読む]

2002.11.04 【判決日:2002.05.09】
関西医科大学事件(大阪高判平14・5・9) 研修医に対し最低賃金を下回る給与支払う 労働者性認め違法に
ジャンル:
  • 労働者
  • 労基法の基本原則

指揮監督の有無等 8つの基準で判断 筆者:弁護士 中町 誠(経営法曹会議) 事案の概要  本件は、被告(控訴人)設置に係る病院の臨床研修医(以下、単に「研修医」という)であった亡甲野一郎(以下「一郎」という)が、被告から労務の対価として最低賃金法所定の最低賃金額を下回る給与額しか支払いを受けなかったとして、一郎の両親である原告ら(被控訴人……[続きを読む]

2002.09.30 【判決日:2002.05.17】
創栄コンサルタント事件(大阪地判平14・5・17) 時間外、諸手当を含めて「年俸」支払う 労基法37条に違反し無効
ジャンル:
  • 割増賃金
  • 賃金

割増賃金と基本給との区別を明確に 筆者:弁護士 岩本 充史 事案の概要  Xは、測量、土木工事の設計・監理、建設工事の設計・監理等を業務とするYに平成9年1月6日に入社し、4月から正社員となった。その際Xの勤務時間は午前8時30分から午後5時30分(休憩時間1時間含む)まで、賃金については、個別に時間外割増賃金を決定していては煩瑣となるか……[続きを読む]

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