判決年月1994年11月の労働判例

1995.08.14 【判決日:1994.11.15】
小暮釦製作所事件(東京地判平6・11・15) 団交決裂、労組が賞与請求権を主張 就業規則等の内容で変る
ジャンル:
  • 労働組合
  • 賃金
  • 賞与

具体的金額、支給日確定が要件 筆者:弁護士 安西 愈 事案の概要  本件は、賞与請求権が問題となった事案である。会社の就業規則である「服務規定」第27条では、「賞与は、年2回、7月及び12月に左の通り支給する。但し、支給額は、その勤務成績、勤続年数及び会社の業務成績等により増減することがある」としたうえで、「7月・基本給の0.5カ月分、1……[続きを読む]

1995.05.15 【判決日:1994.11.22】
住吉学園事件(大阪地決平6・11・22) 教師としての適格性欠如理由に解雇 合理性欠き解雇は苛酷
ジャンル:
  • 勤務成績不良
  • 解雇

職務怠慢行為はあっても“軽微” 筆者:弁護士 渡部 邦昭(経営法曹会議) 事案の概要  Aは、学園に昭和53年4月に非常勤講師として奉職し、昭和55年4月に専任教師に昇格した。  Aは、担任教師として要求される責務を放擲し、生徒におもねり、甘やかし、遅刻・早退をなすがままにさせ、単位不認定となるおそれのある生徒が、「補習授業」を欠席しても……[続きを読む]

1995.04.24 【判決日:1994.11.10】
三井リース事業事件(東京地決平6・11・10) 委員会での弁明機会与えずに解雇 手続の瑕疵ととはいえずOK
ジャンル:
  • 懲戒・懲戒解雇
  • 懲戒手続

就業規則の規定の仕方が重要に 筆者:弁護士 山田 靖典(経営法曹会議) 事案の概要  Y社の就業規則では解雇の一事由として「長期間著しい非能率、組織不適応、労働意欲の欠如等により、会社の業務遂行に支障があり、将来もその職掌に見合う業務を果たすことが期待できないと認められる場合」が、規定されている(25条3号)が、Y社は従業員のXが右の事由……[続きを読む]

1995.04.17 【判決日:1994.11.30】
内山工業事件(岡山地判平6・11・30) 「組合は不同意」委員長が配転拒否 「協議尽した」と解雇認める
ジャンル:
  • 労働組合
  • 配転・出向

組合の了解得られなくてもOK 筆者:弁護士 牛嶋 勉(経営法曹会議) 事案の概要  会社と労組間には、「労働協約」と題する文書(本件文書)があり、その34条には組合員の異動につき「組合員の職場、職種転換は本人の意思技能を公正に考慮して行う。但し組合に異議ある場合は組合と協議する。Ⅱ各事務所への転勤又は関係会社への出向については本人の意思技……[続きを読む]

1995.03.27 【判決日:1994.11.08】
湯川胃腸病院事件(大阪地決平6・11・8) 無届欠勤の多い総婦長を解雇 「適格性欠く」は正当な評価
ジャンル:
  • 懲戒・懲戒解雇
  • 業務命令違反
  • 職務能力

雇用に値しない不安定労務提供 筆者:弁護士 宮本 光雄(経営法曹会議) 事案の概要  債権者は病院の総婦長であったが、遅刻、早退、欠勤が多く、具体的には1年1力月の間に事前にも事後にも届け出のない欠勤を9日(うち8日は正当な理由がない)、事前にも事後にも届け出のない2時間以上4時間未満の遅刻または早退を合計6回(うち4回は正当の理由がない……[続きを読む]

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