変形時間制の特徴教えて 小売業で日により繁閑
2023.08.29
【労働基準法】
- Q
当社は小規模な小売業で、日によって繁閑があることから、1週間単位の非定型的変形労働時間の導入を考えています。一方で、1カ月変形制を1週間単位で回す方法もあるように思ったのですが、どのような違いがあるのでしょうか。【京都・O社】
- A
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1日最大10時間労働まで 特例事業場でも40時間に
1週間単位の非定型的変形労働時間制(労基法32条の5)の対象は、日ごとに著しい業務の繁閑があり、繁閑も定型的でなく、就業規則であらかじめ労働時間を特定できないために1カ月変形制で対応不可能な事業です。具体的には、小売業、旅館、料理店および飲食店の事業で、さらに常時使用する労働者数が30人未満であることも要件です(労基則12条の5)。…
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2023年9月1日第2433号 掲載