人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2019.08.27

年少者が管理監督者に? 適用除外の範囲知りたい

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  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 総務部門の若手数人が集まって、労働法に関する勉強会を開いています。先日は、労基法の年少者関係を取り上げたのですが、その回の担当者が「原則として時間外・深夜労働は認められない」と述べました。ところが、「年少者が管理監督者だったらどうなるか」という突拍子もない質問が出て、収拾がつかなくなりました。どのように考えるとよいのでしょうか。【兵庫・Y社】

A

時間外・休日労働は可能 深夜業は原則として不可

 労基法の中で、年少者の規定は「6章」にまとまっています。まずは、時間外関係からみていきましょう。労基法60条では、原則として、年少者(18歳未満の者)には以下の規定を適用しないと定めています。…

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2019.08.10

女性の坑内労働は可能? 管理監督者なら解除か

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  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 トンネル工事に女性労働者を従事させることは、原則できないと考えています。例えば、法41条の管理監督者であれば、こういった制限もかからないといった考え方になるのでしょうか。【群馬・I社】

A

点検など「技術者」なら 人力・有害業務は制限

女性の坑内労働の規定は、全面禁止から緩和されてきた背景があります。施工技術の進歩、安全衛生技術の向上、そして規制緩和の要望がなされてきたことを踏まえ(労基法コンメンタール)、改正が行われてきました。

 現在の法条文を確認してみましょう。坑内業務の就業制限の規定は、法64条の2に設けられています。…

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2019.03.12

深夜バイトできない? 高校卒業後の春休み

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  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 高校を卒業する子供が、3月中にコンビニエンスストアでアルバイトをしたいといっています。深夜の時間帯は時給が良いので夜間の勤務を希望したら、アルバイト先の店舗から「夜間は雇えない」と言われたそうです。本人は「18歳になったから、深夜労働もできるはずなのに」と納得がいかない様子でしたが、法律ではどうなっているのでしょうか。【兵庫・H生】

A

18歳到達後は原則可能

 法律では原則として、15歳に達した日以後の最初の3月31日が経過した者、すなわち中学を卒業した者から労働させることを解禁しています(労基法56条1項)。ただし、18歳に満たない者は一定の例外を除き、午後10時から午前5時までは労働させることができません(同法61条)。…

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2018.12.18

中学生でも就業可能? 年末の郵便局アルバイト

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  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 中学生の子供が冬休みに、友人から郵便局で年賀状仕分けのアルバイトに誘われたそうです。高校生になるといろいろな業種のアルバイトをする機会もそれなりに増えてきますが、中学生ではまだ法律上の制約などもかなり大きいのではないかと思います。どの程度のアルバイトまでが許容されるのでしょうか。【鳥取・Y子】

A

軽易で無害な一定業種は可

 労基法では満20歳未満の未成年者のうち、満18歳に満たない者を「年少者」として、通常の労働者より強い規制をかけています。年少者のうち「児童」については労働させること自体を原則禁じていますが(労基法56条1項)、…

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2018.12.07

妊産婦に残業どこまで 業務軽減の希望あるが 本人のみ対応可能な業務で

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  • 労働基準法
  • 女性及び年少者関係
Q

 ベテラン女性社員が、第1子を妊娠中です。管理職ではありませんが、現在、重要案件を担当しています。高齢出産の部類に属し、本人は業務軽減を希望している様子です。本人しか対応できないプレゼンテーション等が発生した場合、どこまで時間外等の対応を要請できるのでしょうか。【大分・K社】

A

同意あれば一部免除も可

 出産前の時期から、順に確認していきましょう。妊産婦(妊娠中または産後1年を経過しない女性)を対象とする時間外・休日労働の制限は、本人の請求が前提です(労基法66条)。「時間外・休日労働のみの請求、深夜業についてのみのもの、それぞれについての部分的なものも認められる」とされています(昭61・3・20基発151号)。

 ですから、本人が「原則として時間外・休日労働の免除」を求めていても、…

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