人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

NEW2019.04.18

週44時間超をカウントか 長時間労働者の面接指導 小規模店舗は法定時間に特例

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 安衛法の改正により、「長時間労働発生時の面接指導」に関する規制が厳しくなりました。当社では、これまで面接指導の申出例はありませんでしたが、今後は従業員の啓発に努めたいと考えています。本社管理部門を除き、小規模店舗は特例措置対象事業場として週44時間制を適用しています。この場合、「月80時間超」はどのように考えるのが正しいのでしょうか。【広島・O社】

A

休日含め40時間超みる

 医師による面接指導に関しては、①一般の労働者(安衛法66条の8)、②研究開発職(66条の8の2)、③高度プロフェッショナル制度適用者(66条の8の4)の3種の規定が設けられています。本欄では、このうち①を取り上げます。

 ①のグループの場合、「1カ月の時間外等が80時間を超え、疲労の蓄積が認められる者が申し出ること」が面接実施の要件とされています。

 「80時間超」の考え方ですが…

回答の続きはこちら
2019.04.15

事業場ごとに策定か 健康情報の取扱規程

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 顧問先から健康情報の取扱いに関する規程の作成を依頼され、4月に間に合わせる形で簡易版を作成しました。就業規則と同様に考えれば、事業場ごとに考えることになるのでしょうか。【佐賀・T社労士】

A

「企業単位」で運用可能

 事業者は、健康診断の結果等に基づき適切な措置を講ずべき義務があります(安衛法66条の4)。一方で、こうした個人情報の取扱いには注意が求められます。

 4月以降、新設された安衛法104条や健康情報の適正な取扱いに関する指針(平30・9・7指針公示1号)が適用され、取扱規程の策定が必要になります。定めるべき事項は…

回答の続きはこちら
2019.04.09

「労災かくし」なぜ起こる 企業名を公表する報道も

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 報道などで「労災かくし」という言葉をよく聞きますが、どのようなことを「労災かくし」と言うのかを教えてください。労災事故であるにも関わらず、労災保険の手続きを取らなかった場合をいうのでしょうか。【埼玉・O社】

A

書類の未提出や虚偽報告 罰金刑もあり処分厳しい

 「労災かくし」とは、労災事故が発生した場合に、労働者死傷病報告を遅滞なく所轄の労働基準監督署に提出せず、あるいは虚偽の内容を記載して提出した場合をいいます。労災保険を使用しなかったことを指すものではありません。

1 労働者死傷病報告とは

 「労働者死傷病報告書」は、安衛法100条および安衛則97条に基づき、…

回答の続きはこちら
2019.03.12

作業主任者の主な役割は マンホール等で酸欠防止

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 マンホールの内部等で作業を行うとき、酸欠を防止するために選任する必要がある作業主任者について、安衛法ではどのように規定されているのでしょうか。【愛知・J社】

A

作業方法決め指揮をとる 異常あれば濃度の測定も

 事業者は、労働災害を防止するための管理を必要とする作業で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の免許を受けた者または都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者から作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければなりません(安衛法14条)。…

回答の続きはこちら
2019.02.25

面接指導の通知不要か 「月80時間超」いない

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 当社では、月80時間を超える労働者は今のところいません。面接指導の対象者には通知が必要といいます。当社では、とくに措置を講じる必要はないということでしょうか。【滋賀・U社】

A

該当者なしと産業医へ

 事業者は、週40時間超の時間が月80時間超の者に、超えた時間に関する情報の通知を義務付けています。一般の労働者と時間数等の取扱いが異なる研究開発業務に関しては、本紙(平31・2・18日付3197号16面)で取り上げました。

 事業者には、…

回答の続きはこちら

年月アーカイブ

ページトップ