工学専攻や実務経験必要　所定の方法で定期に実施

　高所作業車は、定期自主検査の実施や厚生労働大臣が定める規格または安全装置を具備しなければ、譲渡・貸与や設置ができないこと等が規定されています。

　事業者は、ボイラーその他の機械等で、政令で定めるものについて、定期に自主検査を行い、およびその結果を記録しておかなければなりません。この政令で定める機械等の一つとして作業床の高さ（作業床を最も高く上昇させた場合におけるその床面の高さ）が２ｍ以上の高所作業車（以下「高所作業車」）が定められています（安衛法45条１項、安衛令15条１項、13条３項）。

　具体的には、①１年を超える…