人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2018.07.10

保険料折半負担できる? 出向元・先の業務を担当

ジャンル:
  • 雇用保険法
Q

 このたび、出向者を受け入れることになりました。当人は引き続き出向元の業務(その一部)も担当する予定ですが、相手先会社からは、「貴社で、雇用保険に加入させてください」といわれています。当社で全額負担でなく、たとえば、出向元4割・当社6割のような形で折半できないのでしょうか。【青森・U社】

A

現行法ではいずれか選択 業務負担に応じて精算も

 出向者の賃金は、労務の提供先が出向先ですから、通常は出向先で支払います。

 しかし、出向元で支払って、出向先からは「出向料」等を受け取るというパターンもあります。そのほか、出向先と出向元の両方から賃金を受け取るというスキームも考えられます。

 しかし、雇用保険の取扱いでは、「同時に2以上の雇用関係にある労働者については、…

回答の続きはこちら
2018.06.25

自己都合の退職扱い? 長時間残業あり離職

ジャンル:
  • 雇用保険法
Q

 時間外労働の上限規制が話題です。月100時間未満、複数月平均80時間を限度とすることなどが示されているようですが、現在、時間外労働を理由に退職したときに、失業給付はどうなるのでしょうか。【滋賀・E生】

A

月45時間超で上乗せも

 労基法の時間外の上限規制は、平成31年4月(中小は平成32年4月)から施行の方向で審議中です。時間外労働時間の上限は、月45時間、年360時間を原則とし、ご質問の月100時間未満等は、特別の事情がある場合の「例外」となります。…

回答の続きはこちら
2018.06.12

離職証明書の提出不要? 採用後間もなく依願退職

ジャンル:
  • 雇用保険法
Q

 久しぶりに新卒採用したのですが、社員が試用期間も終わらないうちに出社しなくなり、最終的に自己都合退職することに決まりました。当然、雇用保険(基本手当)の受給資格は満たしません。こうした場合、離職証明書の提出は不要という理解でよいのでしょうか。【新潟・H社】

A

原則として交付する義務 後に受給資格得る可能性

 正社員採用ですから、入社時には雇用保険の資格を取得したはずです。ですから、ハローワークに資格喪失の手続きに行く必要がありますが、その際、離職証明書の提出が必須かというのがご質問の趣旨です。

 被保険者が資格を喪失した場合、事業主はその翌日から10日以内にハローワーク所長に資格喪失届を提出します。その際、契約書、労働者名簿、賃金台帳その他被保険者でなくなったことの事実を証明する書類を添えます(雇保則7条1項)。…

回答の続きはこちら
2018.05.26

締切日変えた影響は? 離職証明書で賃金記載

ジャンル:
  • 雇用保険法
Q

 当社の賃金支払日は月末です。賃金締切日から支払日までタイトなため、締め日のみ繰上げを検討しています。今後、退職者が出たときに、賃金を支払った期間はどのようにカウントすれば良いのでしょうか。【滋賀・O社】

A

最後6カ月から除外に

 失業等給付の1日当たりの額は、賃金日額をベースに計算します。離職前6カ月に支払われた賃金総額を180で除した額とするのが原則です(雇保法17条1項)。…

回答の続きはこちら
2018.05.15

申告しないと不正か 失業中の不動産投資

ジャンル:
  • 雇用保険法
Q

 現在失業中で職を探しており、手当をもらっていますが、周囲からペナルティーが厳しいといわれているので、アルバイト等をしたときは必ず申告するように気を付けています。先日マンション投資をしている知人から「投資の収入も申告しないといけないか」と尋ねられました。「働いてもらったお金」ではないような気がしますが、実際どのように扱われるのでしょうか。【東京・N生】

A

「労働の収入」でなく対象外

 基本手当は、受給資格者が求職の申込みをすることで受給できますが(雇保法13条)、失業していることが前提となるため、アルバイトや内職など一時的でも就労して賃金収入を得た場合は、支給額から一定の金額が減額されます。該当した際は公共職業安定所長への届出が必要で(同法19条)、…

回答の続きはこちら

年月アーカイブ

ページトップ