人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2018.09.11

大学入試は規制なし? 男女で異なる取扱い

ジャンル:
  • 雇用機会均等法
Q

 医科大学の入試で男子の受験生に対し、女子の受験生の点数を一律に低く見積もっていたことが発覚しました。裁判になったらどのような展開になるのか注目していますが、均等法では社会人になって職場で働いている人について男女差別をしないように定めている法律だと記憶しています。受験生にはやはり適用されないのでしょうか。【徳島・H子】

A

適用対象外も好ましくない

 均等法の正式名称には「雇用の分野における」という言葉があるように、雇用されている労働者の男女差別を防止することが目的です。ここでいう労働者とは「雇用されて働く者をいい、求職者を含むもの」と示されており…

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2018.04.03

求人でNG表記は 男女差別防止のため

ジャンル:
  • 雇用機会均等法
Q

 採用では男女差別にならないよう「女性歓迎」という表現はできないとされていますが、他に禁止される事例はあるでしょうか。【大分・B社】

A

「優先」等の文言も不可

 均等法5条は事業主が労働者の募集および採用について、性別により取扱いに差別を設けることを禁止しています。

 もっともこれには芸術・芸能分野の表現上や宗教上の理由で男女のいずれかが必要になる場合や、…

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2018.02.09

「通院休暇」の与え方は? 丸1日付与が必要か

ジャンル:
  • 雇用機会均等法
Q

 当社は小規模会社で、今回、従業員から初めて「通院休暇」の申請を受けました。就業規則上は、「妊娠23週までは4週に1回与える」等の規定となっています。「1回」とは「1日」という意味になるのでしょうか。申請者は、前職の会社で丸1日の休暇をもらっていたと話しています。【岩手・D社】

A

必要な時間確保で足りる 就業規則にルールを規定

 事業主は、妊娠中・出産後の女性労働者を対象として「母性健康管理に関する措置」を講じる義務を負っています。

① 保健指導・健康診査を受けるために必要な時間の確保(均等法12条)

② 勤務時間の変更・勤務の軽減等(同13条)

 一般には、①の措置を「通院休暇」と呼んでいます。通院休暇の回数は、均等則2条の4で以下のとおり定められています。…

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2017.11.14

社外セクハラ対応は? 忘年会や二次会で被害

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  • 飲み会
  • 雇用機会均等法
  • セクハラ
  • ハラスメント
Q

 セクハラの対象となる「職場」ですが、社外はどこまで範囲が及ぶのでしょうか。これから年末にかけて忘年会などを予定しています。二次会など会社として把握しきれないこともあり心配です。【東京・W社】

A

広く相談の対象に含む

 セクハラ指針(平18・10・11厚労省告示615号)では、職場について、通常就業している場所以外の場所であっても、たとえば、取引先の事務所、取引先と打合せをするための飲食店等でも、業務を遂行する場所であれば該当するとしています。…

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2017.09.12

派遣先は規制されず? 女性への不利益取扱い

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  • 雇用機会均等法
Q

 派遣先の会社に、女性スタッフの妊娠や出産を理由として、派遣契約を途中で打ち切れない旨を説明したのですが、「均等法で規制しているのはスタッフを直接雇用している派遣元で、雇用関係のない派遣先は対象外では」といわれました。確かに均等法には派遣先向けの規定が見当たりませんが、では派遣先は妊娠等を理由に契約解除できるのでしょうか。【京都・D社】

A

法で雇用主とみなして適用

 均等法9条3項は、事業主に「雇用する女性労働者」の「妊娠または出産に関する事由」を理由とした解雇等の不利益取扱いを禁じています。文言上は女性労働者の雇用主、すなわち派遣労働者なら派遣元が対象です。

 しかし派遣法47条の2に「読み替え規定」があり、…

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