人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

 日常職場で発生するトラブルの処理の仕方、安全衛生の諸問題、人事労務制度の内容、労働関係法の解釈など、紙面に寄せられた労働に関する相談を掲載しています。

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NEW2021.01.22 【高年齢者雇用安定法】

どこまで確保必要か 継続雇用制度を採用 65歳以上の努力義務化

キーワード:
  • 継続雇用制度
  • 高齢者雇用
Q

 令和3年4月1日から、「70歳までの就業確保」が努力義務とされます。当社としては、早期に法改正に対応した措置を整備したいと考えています。「65歳以上継続雇用制度」を選択した場合、どこまで雇用を確保すれば、責任を果たしたといえるのでしょうか。移籍出向の形を採り、継続雇用を約束した会社が、途中で(たとえば67歳で)雇用を打ち切った場合どうなるのでしょうか。【京都・S社】

A

整備だけで要件満たす

 改正高年法で求める「高年齢者就業確保措置」は、大きく2グループに分かれます。第1は「雇用」タイプ(高年法10条の2第1項)で、第2は「創業支援」タイプ(同条2項)です。

 雇用タイプは、定年の引上げ、65歳以上継続雇用制度、定年の廃止の3種類です。

 「65歳以上継続雇用制度」は、現行の「65歳まで希望者全員継続雇用」と異なり、…

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NEW2021.01.21 【労働基準法】

押印原則の見直しと様式の変更

キーワード:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 押印等の見直しが進められており、各種様式等も変更されたといいます。新様式を使えばいいとは思うのですが、旧様式を使ううえで何か留意点などがあれば教えてください。

A

 ここでは、労働基準法と労災保険法に関してそれぞれ示さている留意事項に関する通達を比較してみたいと思います。

 労基則の関係は通達(令2・12・22基監発1222第1号)のほか、…

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NEW2021.01.19 【衛生管理】

オンライン会議で注意は 安全衛生委員会など実施

キーワード:
  • 安全衛生委員会
  • 新型コロナウイルス
Q

 新型コロナウイルス対策として、さまざまな会議をオンラインでやっています。安全衛生委員会もそうしているのですが、問題ないでしょうか。オンラインで委員会をするときはどんな点に注意したらよいのか、教えてください。【大阪・K社】

A

「うなずき」がリズムに 目線合わず調子狂う

 新型コロナウイルスの影響で、世の中全体でオンライン化が進んでいます。実際、安全衛生委員会をオンラインで行うケースが増えているようです。

 厚生労働省は、「情報通信機器を用いた労働安全衛生法第17条、第18条及び第19条の規程に基づく安全委員会等の開催について」という通達(令2・8・27基発0827第1号)を出しています。情報通信機能機器を用いた委員会は、…

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NEW2021.01.19 【健康保険法】

随時改定の対象? 懲戒処分による減給制裁

キーワード:
  • 標準報酬月額
  • 減給制裁
Q

 ある従業員について非違行為が複数件発覚したことから、懲戒処分として、減給としました。減給後の報酬を計算していくと、結果的に、健保法における標準報酬月額の等級が2等級変動することになりそうです。このようなケースにおいても、随時改定の対象となるのでしょうか。【三重・T社】

A

“固定”変動せず対象外

 標準報酬月額の随時改定は、①固定的賃金に変動があり、②変動月からの3カ月間に支給された報酬(残業手当なども含む)の平均月額に該当する標準報酬月額とこれまでの標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じ、③各月とも支払基礎日数が17日(特定適用事業所に勤務する短時間労働者は11日)以上――の3つを満たすときに実施します(健保法43条)。…

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NEW2021.01.18 【交通事故処理】

大事故を免れ損害額は? たまたま回避できただけ

キーワード:
Q

 施設の駐車場を歩いていたときに、駐車しようとした車がぶつかってきました。間一髪で逃げましたが、転んで右足首を捻挫しました。70日間の通院治療後完治しました。相手の保険会社の慰謝料提示額は43万円ですが、施設の建物は総ガラス張りで、車と建物の間にはさまれていたら命を落としかねない事故でした。100万円以上は請求したいのですが――。【群馬・T生】

A

ケガの程度に応じて決定 過失割合を考慮するか

 間一髪で命を落としかねない事故であろうが、相手や相手の保険会社が補償するのは、相談者が実際に受けたケガ(傷害)に対してです。相談者は70日間の通院治療で後遺障害は残らず完治したとのことです。したがって、その70日間の通院治療期間に対して治療費や交通費、休業損害などが支払われるわけであり、…

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