人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

 日常職場で発生するトラブルの処理の仕方、安全衛生の諸問題、人事労務制度の内容、労働関係法の解釈など、紙面に寄せられた労働に関する相談を掲載しています。

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2017.10.31

立替払いできるか 治療用具の購入代金

ジャンル:
  • 健康保険法
  • 腰痛
Q

 当社に慢性的な腰痛(私傷病)をかかえる従業員がいます。健保では、病院や薬局で保険証を提示して、自己負担額を支払うのが一般的と思います。サポーターを自費で購入したときに費用の請求はできるのでしょうか。【埼玉・E社】

A

医師指示が前提に

 健康保険では、病院など保険医療機関の窓口に保険証を提示して診療を受ける現物給付が原則です。療養の給付(法63条)といいます。

 一方で、療養費(法87条)があります。これは、かかった医療費の全額を一時立替払いし、あとで請求して払い戻しを受けるものです。…

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2017.10.26

給料の「前借り」

ジャンル:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 当社の従業員(月給制)で、今月は生活が苦しいとして、給料日前の週払いを求めてきました。「前借り」の労基法上の扱いですが、どのように考えればいいのでしょうか。

A

 前借りに関して労基法17条はありますが、「前借金そのものは禁止せず、賃金と相殺することを禁止するにとどめたもの」ということになります。すなわち、「後の賃金を得るために労働すること」を条件とした借金はダメ(事前の前借り)、一方、すでになした労働についての「給料の前払い」はこれに当たらないと解されています(弁済期の繰上げ)。

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2017.10.26

産業医の選任要件教えて 50人規模から必要と聞く

ジャンル:
  • 労働安全衛生法
Q

 当社は従業員の増加によって産業医を選任することが必要になったと聞きました。産業医の選任方法、その職務等についてご教授ください。【東京・O社】

A

健康管理の研修修了を 法人代表者らは対象外

 産業医は、事業場において労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導し、助言等を行います。産業医の職務について、過重労働による健康障害防止対策、メンタルヘルス対策等が重要な課題となるなど状況の変化に対応してより効率的かつ効果的な職務の実施が求められていることから産業医の作業場等の巡視等の規定の改正が行われ、本年6月1日から施行されています。…

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2017.10.26

振替休日先行では違法? 直後の土曜日が労働日

ジャンル:
  • 労働基準法
  • 休憩・休日関係
Q

 機械の入替えのため、休日に作業を行う必要が生じました。事前にスケジュールを組めるので、休日振替で対応します。週の真ん中の水曜を休みにするとして、「直前の」日曜と入れ替える案(①)、「直後」の土曜と入れ替える案(②)が出されました。振替休日は先に出勤させて、後に休むものと理解していましたが、逆パターンも可能なのでしょうか。【福島・B社】

A

先に特定していれば合法 時間外労働の発生に注意

 休日と労働日の入替えは、通常、急な仕事量の増加に対応するもので、「先に出勤させる」パターンが主体です。しかし、お尋ねのケース(②)では、水曜日に先に休ませておいて、後から休日に出勤させる形となります。…

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2017.10.26

被扶養者になる選択は? 大病患い退職するケース

ジャンル:
  • 健康保険法
Q

 大病を患い、退職を選択します。健康保険について、「任意継続の手続きを取るか、国民健康保険に加入するか、選択が必要」といわれました。そこで考えたのですが、妻がパートで働き始め、健保の被保険者となっています。私は病身なのですから、妻の被扶養者になるという方法もあるのではないでしょうか。【山口・D生】

A

生計維持関係あれば可能 傷手金含む「年収」で判断

 ご質問者は、妻の配偶者です。被保険者の配偶者であれば、生計維持関係にあることを条件に被扶養者になります(健保法3条7項1号)。

 被保険者と同居しているときは、本人の年収が130万円(60歳以上、障害厚生年金を受けられる障害者は180万円)未満で、被保険者の年収を上回らなければ(原則は半分未満)、生計維持関係にあると認められます。…

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