人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

NEW2018.11.15

玉掛け時の主な注意点は 法規制や有効な対策など

ジャンル:
  • 安全管理
Q

 造船の現場などでは、重量物の玉掛け作業がよく行われていますが、危険性が高いだけに規制等も多々あったかと覚えています。主な注意点についてご指導ください。【京都・Y社】

A

点検義務や就業制限あり 「3・3・3運動」の定着も

 発電所や造船所では数10tから数100t規模のポンプ、電動機、大型構造物の玉掛け作業が頻繁に行われます。玉掛け作業に起因して、①つり荷の落下・接触、②巻き込まれ、③ワイヤーの挟まれなどの重大災害が発生するおそれがあります。つり荷が大きい分、つり荷の損傷・破壊にとどまらず、…

回答の続きはこちら
2018.10.12

硫化水素の危険性教えて タンク内の中毒事故受け

ジャンル:
  • 安全管理
Q

 先日、薬品タンク内に梯子で降りた作業員が、硫化水素中毒で死亡する事故がありました。硫化水素はどのようなときに危険なのですか。【兵庫・I社】

A

地下やくぼみに滞留する 十分な換気や計測が必要

 硫化水素(H2S)は腐った卵のような刺激臭を伴うガスで、火山や温泉地などで発生します。比重が1.19と空気より重く、地下やくぼみに滞留しやすい気体です。1997年には青森県八甲田山近くの演習場で、自衛隊員3人が訓練中にくぼ地に溜まっていた硫化水素で死亡しました。

 硫化水素中毒の過去10年間の業種別発生状況をみると、発生件数は製造業が最も多く、次いで建設業、清掃業の順で、し尿や汚水のタンクやマンホールや管路などからの発生が大半を占めています。…

回答の続きはこちら
2018.09.14

安全のプロを育成したい コンサルタント試験推奨

ジャンル:
  • 安全管理
Q

 若手の技術者には早期に労働安全のプロになってもらいたいと考えており、労働安全コンサルタント等の受験を推奨することも考えていますが、どのようなことを勉強してもらったらよいのでしょうか。【東京・N社】

A

多岐にわたる知識を問う 実務や指導経験も必要

 労働安全コンサルタントの試験は、①産業安全一般②産業安全関係法令③機械安全、電気安全、化学安全、土木安全、建築安全の技術科目の学科試験があります。学科試験に合格すると、二次試験である口述試験があります。口述試験に合格すると労働安全コンサルタントの資格が得られます。

 ①の産業安全一般では作業の基本や信頼性工学、人間工学、安全工学を学びます。安全管理方式やKYKなどの安全活動、金属の強度計算や感電時の心室細動電流など幅広い知識が求められます。たとえば段ボール箱詰めの資材がうず高く積み上げられている資材置き場があったとします。…

回答の続きはこちら
2018.08.22

電気火災の防止策教えて 重大事故に繋がりやすい

ジャンル:
  • 安全管理
Q

 電気火災は、往々にして死傷者を出すような重大災害に結び付いています。オフィスや作業場所での電気火災の原因と防止策について教えてください。【愛知・E社】

A

プラグ長期使用は注意 定期パトロールが有効

 電気は目に見えませんがエネルギーを持っていますので、感電災害や電気火災の原因になり得ます。電気火災の原因は、 1)トラッキング現象 2)たこ足配線 3)テーブルタップ(延長コンセント)などの過負荷 4)ケーブル、コードの踏み付け が主なものとして挙げられます。

1)トラッキング現象(コンセントプラグによる)
・長期間の使用により、…

回答の続きはこちら
2018.06.14

静電気による災害教えて 夏場でも発生懸念される

ジャンル:
  • 安全管理
Q

 乾燥した冬季にはよく静電気がビリッとくることがありますが、作業現場では季節を問わず静電気が発生すると思います。災害につながらないよう、気をつけるべき点を教えてください。【静岡・L社】

A

二次災害併発するおそれ 装着物の工夫で防げる

 乾燥した湿度の低い季節にカーペットなどの上を歩くと、人体が帯電し身体に静電気を蓄積します。その状態でドアノブなどに手が触れると、静電気が放電して鋭い痛みを感じる場合があります。帯電電圧は湿度によって変わりますが、100Vから数万Vです。人体に鋭い痛みを感じる電圧は3000V位から、同じ状態の帯電でも湿度が10%の場合と60%の場合では、帯電電圧は低湿度の方が50倍程度高まります。

1.爆発、火災

 通常の作業場所ではすぐに災害につながらなくても、危険物(ガソリン等)倉庫や可燃性ガスボンベ(水素等)倉庫、有機溶剤(トルエン、キシレン等)の取扱い場所などで…

回答の続きはこちら

年月アーカイブ

ページトップ