人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

2020.04.14

テレワークどう健康管理 長時間PC作業従事も

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Q

 400人の商社ですが、当社も新型コロナ対応で大わらわです。移動が制限されるので営業がままならず、業務部門は時差出勤などで対応していますが、今回本格的にテレワークによる在宅勤務を導入することとしました。在宅勤務を全社的に進めるに当たって、健康管理面で気を付けることはあるでしょうか。【茨城・S社】

A

イスに腰痛リスクあり ストレッチなど勧めたい

 新型コロナウイルス対策では、オリンピック・パラリンピック対応として検討していた在宅勤務を、より早く本格導入する会社も多いと思います。

 在宅勤務を可能にするには、労働時間管理の方法や、いわゆる「中抜け」の時間控除の処理、就業規則の整備など、労務管理的な対応が必要になりますが、安全衛生の面からももちろん留意事項があります。

 自宅は労働に適した環境が必ずしもあるわけではなく、…

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2020.03.14

海外派遣どう健康管理? 予防接種は対応済み

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Q

 150人の製造業です。今回、ベトナムに工場を出すことになり、初めて社員を海外派遣することになりました。中堅社員を送りますが、工場の立ち上げなど何年か大事な仕事を担ってもらうことになり、健康管理も心配です。予防接種は受けさせていますが、聞けば、血圧の薬を飲んでいるということです。どんな対応をすればよいでしょうか。【東京・U社】

A

医療機関の情報収集を 6カ月以上なら健診必要

 感染症予防として、予防接種を勧めておられるのは良いと思います。派遣国によって必要なものが違いますので、厚生労働省検疫所や外務省海外安全ホームページ、渡航医学会などの情報を確認してください。

 そもそも常用薬を必要とする人を派遣して良いのか、という問題があります。お尋ねのケースではおそらく問題ないものと思いますが、一般論としては、現地で受けられる医療の実態を確認し、現地での継続医療による原疾患の管理が可能かどうかで、その方を派遣できるかどうか判断すべきとされています。糖尿病などは難しいケースもあるようです。…

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2020.02.16

パワハラ対策どうする? 「指導」が離職に影響か

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Q

 約400人の小売サービス業です。経営者から「おい、また有望な若手が辞めてしまったな。指導が厳しいという声も聞こえてくる。離職率を下げるために何か打てる手はないのか」といわれました。確かに当社はややスパルタ教育の傾向があり、パワハラではないかと思うこともあります。何かやれることはあるのでしょうか。【千葉・I社】

A

ルールや相談窓口を設定 研修で意識高める

 パワーハラスメントは、労働紛争の相談が急増しつつある今日的な労務問題であるとともに、職場の健康という観点からも放置できない経営問題といえます。貴社で経営者の意識が高まった今、パワハラ対策を進める好機といえるかと思われます。

 パワハラが与える影響は深刻です。それを受けることにより、仕事への意欲や自信をなくし、心の健康の悪化や休職に追い込まれ、退職することもあります。また、モチベーションの低下など職場の周囲に与える負の影響も多くあります。企業にとって生産性の低下、信用喪失、そして貴重な人材の損失に直結するおそれがあります。…

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2020.01.14

深夜業務の健診費用は? 派遣先が負担すべきか

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Q

 当社は食品雑貨の小売業で数店舗展開しています。飲食店からの需要があるため夜11時まで営業しており、最近の人手不足で、派遣社員さんに遅番をお願いすることが出てきました。深夜業務に当たると年2回の健診が必要なのは了解していますが、派遣会社からは「これはそちらの都合での有害業務による健診だから、追加の1回分はそちらで持ってほしい」といわれています。どのように対応したらよいでしょうか。【岡山・F社】

A

実施義務負うのは「元」 「先」も健康管理に留意を

 健康診断には、安衛法66条1項に基づく一般健診と、同2、3項およびじん肺法に基づく特殊健診があります。後者は、特定の有害業務、例えば有機溶剤や特定化学物質などを扱う業務を行う場合に特別に行うものです。有害要因へのばく露の程度を把握するとともに、健康への影響を低減させる作業環境管理、作業管理に生かすためです。派遣労働者が特定有害業務を行う場合、特殊健康診断の実施の義務は派遣先の企業にありますが、これはそうした考えに基づいています。

 これとは別に、安衛則13条1項3号に、「特定業務」と呼ばれる13個の有害業務が規定されています。暑熱・寒冷な環境、振動、重量物を取り扱う業務などですが、深夜業がこれに含まれています。通達(昭23・10・1基発1456号)では、…

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2019.09.30

いかなる対応が適切か? 職場の健診で結核の疑い

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Q

 定期健康診断のレントゲン検査で、結核が疑われる影があるので病院を受診せよと指摘された社員がいました。普段は工場の現場におり、本人に聞いてみるとこのところ風邪をひいたのか少し咳をしていたといいます。とりあえずすぐに受診させましたが、職場としてどうするのが正しいのか、教えてください。【新潟・E社】

A

速やかに診断受けさせる 接触者の健康状態も確認

 結核は、戦後すぐ(1950年ころ)は日本人の死因の1位を占めていた感染症です。その後減って行きましたが、現在でも年間2000人以上が結核で亡くなっています(平成30年は2204人=厚生労働省)。結核菌は結核患者の咳とともに飛散し、飛沫核のなかに入り込むため空気感染するという特徴があり、また適切な治療をしないと致死的になる可能性があるため、診断した医師が保健所に届け出る義務のある、感染症法で指定された第2類の感染症です。…

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