人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

 日常職場で発生するトラブルの処理の仕方、安全衛生の諸問題、人事労務制度の内容、労働関係法の解釈など、紙面に寄せられた労働に関する相談を掲載しています。

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2018.06.29

副業時に割増義務は? 所定は週30時間勤務 別事業場でも通算必要

ジャンル:
  • 労働基準法
  • 賃金関係
Q

 1日6時間・週5日勤務のパートから、土曜日に他の会社でアルバイトをしたいという話がありました。家庭の事情は漏れ伝え聞いているので、社内的には許可する方針です。しかし、ちょっと気になるのが時間外割増の関係です。追加で8時間働いても週40時間内に収まりますが、諸般の事情で40時間を超えた場合、どういう扱いになるのでしょうか。【福島・N社】

A

就労時間帯の先後問わず

 いわゆる副業・兼業に関しては、厚労省が平成30年1月にガイドラインを作成しています。ガイドラインでは、「裁判例を踏まえれば、原則、認める方向とするのが適当」で、「申請・届出制」を推奨しています(厚労省モデル就業規則も参照)。

 関連Q&Aでは、時間外に関する取扱いも示しているので、それに即してご質問の問題を考えてみましょう。

 労基法では、…

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2018.06.28

欠勤控除と翌月清算

ジャンル:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 基本給部分を当月払い、変動部分を翌月払いにしている会社があります。欠勤に対して、賃金をカットするとき、どのように考えればいいのでしょうか。

A

 選択肢として、①賃金の控除協定を締結する、②返還を求めるといったものがあります。その他、設問のような前払いの事案において、「前月分の過払賃金を翌月分で清算する程度は賃金それ自体の計算に関するものであるから、(労基)法24条の違反とは認められない」(昭23・9・14基発1357号)とした解釈が示されています。

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2018.06.28

採用面接で確認できるか メンタル疾患の既往歴

ジャンル:
  • 衛生管理
Q

 経営者から、採用の際に健康診断書を提出させ、面接で既往歴にメンタルの病気がないか再確認するように言われました。内定者には雇入時健診を行っており、既往歴も問診していますが、採用面接で行うことは問題ないのでしょうか。【大阪・T生】

A

合理的必要性ないと不可 「就職差別」を招くおそれ

 メンタル疾患には再発の可能性があるものもあり、採用の時に既往があるかが気になるのは理解できますが、これを尋ねて採用の判断材料にしてよいかということが問題になります。…

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2018.06.27

治療費払ってもらえるか 整骨院・整体で施術受け

ジャンル:
  • 交通事故処理
Q

 交通事故により負傷し、整形外科で治療を受けていますが、痛み・痺れがなかなか治まらず辛かったので、整骨院・整体等に行きました。加害者加入の保険会社に整骨院等の治療費を請求したところ、医師の指示がなければ施術費を支払わない場合があると言われました。私が受けた整骨院・整体の施術費用は支払ってもらえないのでしょうか。【愛知・K生】

A

原則は医師の指示が必要 相当性あり認める場合も

 柔道整復、鍼灸、あん摩、マッサージおよび指圧等の施術(以下「施術」といいます)を受けるに当たっては、原則として医師の指示を受けることが必要です。これは施術がレントゲン、MRI検査等に基づく確定的な判断ではなく、…

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2018.06.27

キャリアアップの概要は 来秋稼働開始予定と聞く

ジャンル:
  • 建設業法
Q

 最近、「建設キャリアアップシステム」という言葉をよく聞くようになりました。これは、どのような内容の制度なのかを教えてください。【福島・Y社】

A

経験や資格を処遇に反映 効率的な事務処理が可能

 「建設キャリアアップシステム」は平29・12・8 閣議決定の「新しい経済政策パッケージ」「第3章 生産性革命 ④建設分野」で「建設技能者の就業経歴等を蓄積する建設キャリアアップシステムの来年秋の構築等により、現場管理や書類作成・人材育成の効率化、技能や経験が適正に評価される環境整備を行う」に基づいて構築されるものです。その内容は以下のとおりです。…

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