人事・労務・安全衛生の労働実務相談Q&A

 日常職場で発生するトラブルの処理の仕方、安全衛生の諸問題、人事労務制度の内容、労働関係法の解釈など、紙面に寄せられた労働に関する相談を掲載しています。

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2021.07.30 【安全管理】

5Sどのように進めるか 必要な職場知りたい

キーワード:
Q

 4S・5Sは、どう進めるべきでしょうか。また、どのような職場で必要か教えてください。 【三重・S生】

A

まず整理からスタート 不要物に「赤札」貼る

 「整理整頓」は現場でよく見る掲示ですが、現場の方に「整理」、「整頓」は何をするのですかと問いかけると、あいまいな答えが返ってきます。「整理・整頓」は4S・5S活動の用語で、ローマ字表記の頭文字のSを取って2S、3Sは2Sに清掃を追加、4Sは3Sに清潔を追加、5Sは4Sに躾または習慣を追加したものです。また「躾」が日本語の意味から違和感があるとの見方から代わりに「習慣」も使われています。

 5Sの意味、進め方、メリットを示します。

1 整理(Seiri):必要な物と不要な物に分け、不要な物を処分すること。

 不要な物を処分し、…

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2021.07.29 【労働者派遣法】

偽装請負の心配?

キーワード:
  • ショート実務相談Q&A
Q

 客先に出向いてシステムの開発等を請け負う場合に「偽装請負」の心配があるといいます。適正な請負かどうかはどのような条件があるのでしょうか。

A

 適正な請負といえるかどうかは、職業安定法施行規則4条の4要件を満たす必要があります。そして、「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」に関する告示および疑義応答集(第1集、第2集)が、厚生労働省から示されています。

 令和3年5月に…

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2021.07.29 【交通事故処理】

後遺障害認定の方法は? 加害者と交渉時に必要

キーワード:
Q

 自動車事故に遭い、半年間通院していましたが、ケガが完全には治らず、後遺症が残ってしまいました。今後、加害者と損害賠償の交渉をするに当たり、後遺障害の認定を受けなければならないのですが、その申請はどのように行えばよいでしょうか。【滋賀・T生】

A

事前認定と被害者請求が 賠償金「先払い」で相違

 後遺障害の等級認定は、損害保険料率算出機構という中立的な機関が行っており、申請には「事前認定」と「被害者請求」の2種類の方法があります。

 どちらの方法でも、後遺障害診断書が必須の資料となりますので、医師に作成を依頼しましょう。

 事前認定とは、相手方が加入している任意保険会社に後遺障害診断書を提出し、相手方保険会社にその他の必要書類の用意や申請を行ってもらう手続きです。被害者請求とは、…

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2021.07.29 【雇用保険法】

空白期間あると不利益!? 出向前後の被保険者期間

キーワード:
  • 介護休業
  • 出向
Q

 出向と介護休業給付に関する記事(本誌令3・7・1付2381号59ページ)を読みました。その中では、「出向に際し、被保険者期間の空白期間がない場合」が取り上げられていました。空白期間があるときは、同日得喪と何か違いがあるのでしょうか。出向者にとって、不利益が生じたりするのでしょうか。【鳥取・P社】

A

喪失前の端数に給付なし 受給資格は再確認しない

 出向に際し、通常は、「出向元で雇用保険資格を喪失する日」と「出向先で資格を取得する日」が同じとなります(同日得喪)。被保険者期間に1日の空白もなく、介護休業を引き続き取得する場合には、休業は一体のものとして取り扱われます。

 しかし、諸般の事情により、出向元と出向先の雇用期間が連続しないケースもあります。そうした場合、介護休業は一体とみなされず、出向元で新たな休業が開始されたとものとして取り扱われます。…

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2021.07.28 【健康保険法】

随時改定に該当? 本業と兼業で変動発生

キーワード:
  • 副業・兼業
  • 標準報酬月額
Q

 嘱託で週3日勤務、旧友の手伝いで週3日ほど兼業する労働者がいます。当社は企業規模から特定適用事業所で、兼業先も、来年10月に常時100人以上で対象となるのをにらみ任意特定適用事業所となっているため、双方健康保険の被保険者です。当社の賃金見直しと兼業先の昇給が偶然重なりましたが随時改定はどう考えますか。【栃木・B社】

A

事業所ごとに対象かを判断

 同時に2以上の事業所で被保険者となる場合、標準報酬月額は、被保険者となる各事業場において算定した報酬月額を合算し決定します(健保令47条)。各事業主が負担すべき保険料額は、標準報酬月額から計算した保険料額の半額に、報酬月額の合算額に対する各事業主が支払った報酬月額の割合を乗じて算出します。…

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