固定残業代を1日単位で!? 按分問題解消へ向け 稼働日数の影響を小さく

2021.09.17 【労働基準法】
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 固定残業代の日数按分に関する記事を読みました(令3・8・30付本紙3318号16面)。入社時の説明等が不足する場合には、トラブルが発生する可能性があると感じました。簡便な解決策として、1カ月単位でなく、1日単位で固定残業代を導入するというアイデアはどうでしょうか。こうした仕組みなら、稼働日数に応じて月払いの金額が変動しても、異論の出る余地がないと思います。【大阪・D社】

A

裁量低下する欠点と天秤

 固定残業代制は、実際の時間外労働数に関係なく、一定の残業代(割増賃金)を支払う仕組みで、「みなし残業代制」と呼ばれることもあります。

 名称的には紛らわしいですが、これは「事業場外労働みなし制」とは、似て非なる仕組みです。

 営業社員を対象に、「残業代見合い」の手当を支払う会社も少なくありません。この場合、誤解を避けるために、手当の性格を明確に規定しておく必要があります。…

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令和3年9月20日第3321号16面 掲載

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