自転車事故の賠償拒否? 治療長引いて態度が豹変

2014.09.01 【交通事故処理】
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Q

 自転車同士の事故に巻き込まれ、足の関節骨折の手術で入院し、仕事復帰は半年後と言われました。相手の自転車は私の左斜め前を走っており、横断歩道を渡り終えたところで急に右へ曲がったため後輪に私の前輪が引っ掛かり、倒れて私が足にケガをしたものです。事故発生時、相手は謝りながら車で病院に運んでくれましたが、今は態度が変わり「私は悪くない」の一点張りです。損害賠償請求はできるでしょうか。【山梨・E生】

A

十分な保険なく解決困難 裁判に発展するケースも

 相談者は相手の人に整形外科に送ってもらいましたが、相談者のケガが重く完治か症状固定まで相当に長引くことが分かり、事故時には謝っていたのに「私は悪くない」と言い張って損害賠償をする気はまったくないというケースです。

 自動車がからんだ事故とは違って、相談者のような自転車同士の事故の損害賠償の事案は解決が難しいのが一般です。…

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    平成26年9月1日第2217号 掲載

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