辞表の撤回に応じるか 慰留拒否されたが翻意 退職の効力いつ確定

2015.01.26
Q

 上司(課長)と部下の間で意見が衝突し、翌日、部下が辞表を提出しました。部長が慰留に努めましたが、頑として聞き入れません。ところが、数日後に翻意して、「会社は慰留の意を示しているのだから、まだ退職の合意はできていない。撤回可能のはず」といいます。当然、課長は猛反対します。法律的には、どちらのいい分に理があるのでしょうか。【鹿児島・M社】

A

「合意解約」で処理が穏当

 就業規則上の退職事由として、「退職を願い出て会社が承認したとき、または退職願を提出して14日が経過したとき」といった定め方が一般的です。

 退職願(届)が提出された後、どこの時点で退職の効力が確定するかは、実務上、悩ましい問題です。法律論としては、合意解約と辞職で取扱いが異なります。…

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掲載 : 労働新聞 平成27年1月26日第3002号16面
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