下請工事で手続き不要か 注文住宅の施工請け負う

2017.06.27 【労災保険法】
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Q

 当社では、塗装工数人を雇い、住宅販売業者と契約して塗装業務を請け負っています。「〇〇邸工事」として、建てる前から購入するお客様が決まっている場合もあれば、建ててから入居者を募集するいわゆる建売のケースもあります。労災保険は、元請けである住宅販売会社が保険関係成立の手続きをするとして、当社は、工事に関して保険関係を成立させる必要はないのでしょうか。【和歌山・O社】

A

発注者と元請けの関係に 自ら一括処理が必要

 労災保険では、請負事業に係る事業主の位置付けは、元請負人にあります。労災保険の保険関係成立においては、原則として、建設の事業が数次の請負によって行われていて、自ら建築主として建物の建設を請負業者に請け負わせている場合は、労働保険の適用徴収にかかる取扱いについては、下請けにかかる労働保険料等も一括して元請負人が事業主として納付義務を負うことになっています(徴収法8条、徴収則7条)。…

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平成29年7月1日第2285号 掲載

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