有害ガス発生を防ぎたい ボイラー使用時の注意点

2020.05.02 【安全管理】
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Q

 ボイラー等の燃焼機器を安全に使いたいのですが、有害物質を出さないためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。【神奈川・F社】

A

簡易型も定期的に点検 新しい警報機が効果的

 燃焼機器(ボイラー)には、厨房用のほか、さまざまな種類や型式があります。また、設置や取扱いが簡単な業務用温水ボイラーについても、さまざまな業界に数多く設置されています。労働災害も少なからず発生しています。災害の分類としては熱的危害(高温部との接触による火傷等)が最も多いのですが、物質的危害(有害ガス吸引による障害)も少なくありません。

 燃焼機器は、燃料であるガスや油を燃焼器(バーナ)で強制燃焼させます。空気と燃料のバランスが崩れて空気不足、または燃料と空気の混合不良で不完全燃焼が起こると一酸化炭素(CO)が発生し、油焚きでは煤塵(黒いスス等)も出ます。人は濃度0.04%のCOを吸引すると中毒状態になり、0.16%になると2時間で死に至ります。

 2009年6月、ホテルで修学旅行生22人がCO中毒になり、…

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2020年5月1日第2353号 掲載

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