年休中でも労災認定? 疲労蓄積により体調悪化 「業務遂行性」認められるか
2014.03.03
- Q
仕事が集中して、長時間残業が続いていた従業員が、まとめて年休を取る機会ができました。ところが、疲労が蓄積していたのでしょう。年休2日目にめまいと頭痛を訴えて、病院で精密検査をしたそうです。幸い異常は見当たりませんでしたが、労災保険ではよく「業務遂行性」ということばを使います。仮に重症の場合、どのように説明すれば、認定が下りるのでしょうか。【山口・H社】
- A
-
発症前の労働時間等みる
労災保険では、「業務上の負傷、疾病、障害または死亡」を業務災害と呼んでいます(労災保険法7条1項1号)。
業務上の傷病と認められるには、一般に…
この記事の全文は、労働新聞・安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
労働新聞・安全スタッフ電子版へログイン
労働新聞・安全スタッフ電子版は労働新聞・安全スタッフ購読者専用のサービスです。
詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。
関連キーワード:
平成26年3月3日第2959号16面 掲載