『超高齢社会の働き方・働かせ方』の連載記事

2018.06.21 【労働新聞】
【超高齢社会の働き方・働かせ方】最終回 2つの革新による相乗効果 従業員の“心”動かす 制度だけでは巧く運ばず/糸賀 大

初心に返る機会与える  「超高齢社会の働き方・働かせ方」というテーマで22回にわたって論を展開してきたが、最後は働き方と働かせ方を革新する方法について、「2つの革新による相乗効果」と題して総括してみる。 (1)働かせ方の革新  働かせ方の革新とは、企業経営側の打つべき手段である。会社に行くことが楽しい、働くことにやり甲斐を感じる――そんな……[続きを読む]

2018.06.14 【労働新聞】
【超高齢社会の働き方・働かせ方】第22回 問題認識と行動変革 自らのために計画を 長・中・短期目標立てる/糸賀 大

客観視して気付き得る 一口に高齢者といっても、人それぞれ置かれている環境は異なる。それだけに働き方を変革するには、一人ひとりの問題認識が問われる。 今回は1つのモデル(中小製造業で長年、生産管理に携わってきたAさんの例)の紹介をとおして、いかにして問題認識が変わり、行動変革につながっていくかを追ってみたい。企業としてはベテラン社員各人に対……[続きを読む]

2018.06.07 【労働新聞】
【超高齢社会の働き方・働かせ方】第21回 キャリア形成目標 他分野への挑戦を 現行職務深掘りと併せ/糸賀 大

4要素から自己検証を 前回みたように、退職後の生活を考えれば、一般論として70歳まで働くことは必然である。 今後、生産年齢層の減少が一層進むなか、最低賃金レベルの給与に甘んじるならば、70歳まで雇用してもらえる可能性は高い。そういう環境に甘え、従来どおりの指示待ち態勢での仕事を続けるのか、あるいは一度しかない人生の残り少ない時間に対し、主……[続きを読む]

2018.05.31 【労働新聞】
【超高齢社会の働き方・働かせ方】第20回 セカンドライフセミナー 退職後の収支を試算 「70歳まで」へ気付き促す/糸賀 大

「自分の問題」と認識を  ここ数回、高齢者にふさわしい資産形成手段についての情報提供が続いたが、今回からは改めて働き方・働かせ方の革新というテーマに戻る。 (1)働き方の革新  今、政府が提唱している「働き方の革新」とは、正確にいえば「働かせ方の革新」に過ぎない。働かせ方とはつまり、雇用主が「労働者にどう効率的に働いてもらおうか」という意……[続きを読む]

2018.05.24 【労働新聞】
【超高齢社会の働き方・働かせ方】第19回 中小企業退職金共済 労使がリスク負わず 新規加入時に国の助成も/牧村 博一

掛金は月5千~3万円 今回は、企業年金制度に類似する共済制度「中小企業退職金共済」(以下、中退共)を取り上げる。(1)制度の概要 中退共は、(独)勤労者退職金共済機構(以下、機構)の中小企業退職金共済事業本部が運営する、社外積立型の退職金共済制度である。単独では退職金制度を設けることが困難な中小企業のため、企業の相互共済と国の援助によって……[続きを読む]

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