『「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策』の連載記事

2024.04.25 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第16回 ハラスメント 求める人材像を発信 改善しないと損と教育/長濱 さつ絵 NEW

「しにくい人」の4つの特徴  今回は職場でのハラスメントについてお話する。厚生労働省のポータルサイト「あかるい職場応援団」は、ハラスメントの基本情報や研修動画、裁判事例など、対策に必要な情報をまとめている。  最近のハラスメントの課題として、自分の行動がハラスメント内容に該当している可能性に気付けない人たちの存在がある。社会疫学者の津野香……[続きを読む]

2024.04.18 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第15回 ラインケア③ 影響力を自認して行動 心理的安全性高める上司/長濱 さつ絵

自分の意見が言える雰囲気  今回は心理的安全性について話したい。「分からないことがあれば聞きに来なさい」と言われ、いざ聞きに行ったら「そんなこと自分で調べなさいよ」と言われたことがあるだろうか。これはダブルバインドと呼ばれ、心理的安全性が低い状態である。心理的安全性の低い職場では、「こんなことを言ったら・したら、こんな風に思われるかもしれ……[続きを読む]

2024.04.11 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第14回 ラインケア② 断定避け「提案」で導く 自律的な人材の育成へ/長濱 さつ絵

改善点を自ら考えてもらう  今回はより複雑なコミュニケーションスキルであるコーチング、カウンセリングを中心にご紹介する。前々回紹介した傾聴法、積極的傾聴法、アイメッセージ、アサーションに続いて、管理職に知っておいてほしいスキルである。  まず、復習をしてみよう。「こんなこともできないの?」、「仕事が遅いよ」、「忘れ物をしているよ」、「ここ……[続きを読む]

2024.04.04 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第13回 ラインケア① 相談できる「安心感」を 日頃から部下に関心持つ/長濱 さつ絵

「なんで?」の使用は避ける  ラインケアは厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に示された、管理職が行う職場のメンタルヘルスケアである。部下の健康状態の把握と介入、職場環境の把握と改善、職場復帰の支援が含まれる。職場で、労働者のメンタルヘルス不調に初めに気付くのは上司や同僚である。早めに対応することで、休職にならずに不調が……[続きを読む]

2024.03.28 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第12回 コミュニケーション 聞き方や伝え方を工夫 練習すれば誰でもできる/長濱 さつ絵

相手の言葉をオウム返しに  コミュニケーションのスキルは職場環境を改善し、職場の風通しを良くするために必須である。スキルは練習すれば誰でも向上するもので、職場の心理的安全性確保にもつながる。日々進歩している分野なので、職場でコミュニケーションスキル向上のワークショップを開く意義は大きい。  職場のみならず家庭や友人関係でも役に立つコミュニ……[続きを読む]

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