『イラストで学ぶ身近なリスクと対策』の連載記事

2024.02.27 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第48回 玉掛け不良による災害③

1.はじめに  桃のつぼみもふくらみ、春の訪れを告げる時季となりました。太陽暦の24節気で3月5日は啓蟄〔*1〕、3月20日は春分の日で春近しです。令和5年は大規摸な自然災害はなかったが、建設業では、令和5年7月静岡県静岡市の国道バイパス工事で「約140tの橋桁が落下:9人死傷」、9月には東京駅前のビルで「5本の鉄骨(約48t)が落下:6……[続きを読む]

2024.01.29 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第47回 玉掛け不良による災害②

1.はじめに  2月4日は立春。暦のうえでは春とは名ばかりで一年で一番寒い時季で、2月は寒さだけでなく局地風が吹く時季で、全国各地で山の上から吹き降りてくる強風が吹きます。また、立春後、はじめて吹く強い・暖かい南寄りの風(風速8m/秒以上)を「春一番」という。… 執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中……[続きを読む]

2023.12.26 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第46回 玉掛け不良による災害①

1.はじめに  新春の侯、謹んで新年のご挨拶を申しあげます。新春とはいえ、これからしばらくは寒い日々が続きます。  今年から久しぶりに「クレーン等に関わる災害」をテーマにし、今月からしばらく「玉掛け不良による災害」を取り上げます。 2.「クレーン・移動式クレーン・玉掛け」の定義  クレーンは「荷を動力を用いてつり上げ、かつ、これを水平に運……[続きを読む]

2023.11.28 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第45回 保護帽の不適正使用の災害

1.はじめに  (1)保護帽(ヘルメット)について  保護帽は人間の中枢機能が集中する「頭部を保護する帽子」で、安全衛生に関わる保護帽としては、「墜落等の危険防止用・飛来落下の危険防止用・感電防止用〔*1〕の3種類がある。  一般的な構造は頭部を覆う帽体・装着体〔ハンモック・ヘッドバンド・環ひも等〕・衝撃吸収ライナー・あご紐などによって構……[続きを読む]

2023.10.27 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第44回 チェーンソーの災害②

1.はじめに  令和5年も、はや「晩秋の侯・立冬の侯」の時侯となりました。11月9日~15日は、「秋季全国火災予防運動」(これからは「火を使うことが多い時節なので戒め」)の期間です。  事業所内でも倒木の処理で小規模な伐採を行っているので、今回も「チェーンソーによる玉切り等」を話題にします。なお、「チェーンソーを用いる作業の法規制・チェー……[続きを読む]

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