『ぶれい考』の連載記事

2024.03.14 【労働新聞】
【ぶれい考】誰もがゲームチェンジャー/内藤 靖博 NEW

 今年は記録的な暖冬だ。ハイシーズンに終了するスキー場が全国で相次いでいると聞く。私は30年来のスキーヤーだが、これほどの少雪はあまり記憶にない。  私の出身地である雪国新潟も、ご多分に漏れず暖冬に悩まされているようだ。冬の新潟の主要産業は石油ストーブやニット製のセーターの製造であり、暖冬時は大きな影響を受ける。スキー場が休止となれば、影……[続きを読む]

2024.03.07 【労働新聞】
【ぶれい考】「契約」の重要性再確認を/鎌田 耕一

 労働基準関係法制のあり方を検討してきた厚生労働省の「新しい時代の働き方に関する研究会」が昨年10月にとりまとめた報告書は、長時間労働などによる健康上の支障を生じさせないなど、労働者を「守る」視点を強調する一方、多様化する働き方や労働者ニーズの変化に応じた見直しの方向性も提言している。厚労省は報告書を受け、今年1月に「労働基準関係法制研究……[続きを読む]

2024.02.29 【労働新聞】
【ぶれい考】賃上げに価格転嫁欠かせず/大下 英和

 春闘に向け、大手企業では組合側との交渉を待たずに大幅な賃上げを表明する動きが相次いでいる。デフレ脱却には、こうした賃上げの動きを雇用の7割を支える中小・小規模事業者に広げていく必要がある。  先月公表した当所調査では、中小企業の61.3%が「2024年度に賃上げを実施予定」と回答し、うち36.6%が賃上げ率の見通しを「3%以上」と回答し……[続きを読む]

2024.02.22 【労働新聞】
【ぶれい考】育休中の業務が達成感に/今井 あかり

 社長になって2年が経った。子どもの頃、「どんな人生プランを立てているのか?」という父からの問いに対して、「20歳代中頃で結婚して専業主婦になる」と豪語していたのだから真逆の現在だ。  これまでで2回、1年ずつ育児休業を取得し、引き継ぎきれない業務は在宅勤務で対応した。業務を行うのは、自宅に引きこもって0歳の赤子のお世話をする私にとって、……[続きを読む]

2024.02.15 【労働新聞】
【ぶれい考】公務職場も一員となって/井上 久美枝

 2024春季生活闘争が始まった。連合は「今年は、経済も賃金も物価も安定的に上昇する経済社会へとステージ転換をはかる正念場。最大のカギは、昨年を上回る持続的な賃上げの実現をすること」を方針に掲げ、連合アクション「みんなで賃上げ。ステージを変えよう!」を展開している。  春季生活闘争は公務員の組合も取り組んでいるが、一般職の国家公務員は労働……[続きを読む]

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