【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第7回 マインドフルネス 呼吸に集中し脳休める 知らない間に疲労が蓄積/長濱 さつ絵

2024.02.22 【労働新聞】
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部下の生産性上がった例も

 今回はマインドフルネスを紹介する。マインドフルネスは集中力の向上やメンタルヘルス不調の予防に効果がある。シンガポールの研究では、上司がマインドフルネスを実践していると部下の生産性やワーク・ライフ・バランスが良好になり、バーンアウト(燃え尽き症候群)が少なくなると報告されている(J.Reb,et al.Mindfulness. 2014)。数々の大企業が取り入れており、経済産業省が推奨する健康経営の面からも、注目度は高い。15分程度で実践できるので、健康教育の一環として職場で共有をしていただきたい。

 マインドフルネスは、不安なとき、イライラするとき、考えても仕方ないと分かりながらもぐるぐる考えてしまうとき、忘れたいことがあるとき、自分に優しくなれないとき、辛いとき、頭が冴えて眠れないときに行う。

 臨床医として日米で25年以上のキャリアを持つ久賀谷亮先生は、…

筆者:長濱産業医事務所 代表社員・医学博士 長濱 さつ絵

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令和6年2月26日第3438号13面 掲載

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