『事例で知る労働審判制度の実情』の連載記事

2013.12.23 【労働新聞】
【事例で知る労働審判制度の実情】 最終回 獣医師が診療業務外され賃金減額 850万円で合意退職に 清掃等への専念命じる/鵜飼 良昭

 大卒入社1年目の獣医師が、祖母の葬式と偽って振替休日を取り、友人の結婚式へ出席したことから、院長の不興を買い、診療業務から外されたうえに清掃等への従事を命じられ、退職強要を受けた。獣医師業務に従事することの妨害禁止などを求めて労働審判を申し立てたところ、合意退職および解決金850万円の調停が成立した。…筆者:神奈川総合法律事務所 弁護士……[続きを読む]

2013.12.16 【労働新聞】
【事例で知る労働審判制度の実情】第46回 第2回期日で「経歴詐称」を追加 2次解雇として有効 予告手当含む調停が成立/水口 洋介

 当初、契約社員として採用されたXは、1年経過後に正社員となり、地域開発プロジェクトの担当として配属されたが、2年後にプロジェクトからの撤退が決まったため、経営不振を理由に普通解雇された。解雇無効と労働審判を申し立てたところ、第2回期日になって、入社時に経歴詐称を行ったとして解雇理由が追加された。最終的に退職・金銭解決にて調停が成立した。……[続きを読む]

2013.12.09 【労働新聞】
【事例で知る労働審判制度の実情】第45回 入社後に残業代請求したら解雇 再雇用で職場復帰へ 解決金5カ月分含め調停/鴨田 哲郎

 入社早々に残業代を請求したところ、賃金についての折合いがつかないとして解雇されたドライバーが、地位確認と残業代を請求した。日給に時間外・深夜手当が含まれるか否かが争点となり、いったんは労働審判委員会が退職和解の調停案を提示したものの、その後、会社が再雇用であれば検討の余地があると表明したため、実質的に原職復帰となる調停が成立した。…筆者……[続きを読む]

2013.12.02 【労働新聞】
【事例で知る労働審判制度の実情】第44回 セクハラの申告受け派遣を雇止め 7カ月分で早期決着 証拠示せず和解に応じる/小川 英郎

 本件は、派遣労働者が同じ職場で働く女性派遣労働者に対するセクハラ等の非違行為を理由として、派遣元から雇止めされたため、地位確認等を求めた事案である。派遣労働契約の形式は、いわゆる登録型派遣であったため、派遣元との関係で、有期労働契約の雇止め法理が適用となるのかなど、法的には困難な論点を含むものであったが、比較的早期に解決に至っている。………[続きを読む]

2013.11.25 【労働新聞】
【事例で知る労働審判制度の実情】第43回 閉鎖告げられ解雇も自己都合に 審判理由で無効認定 未払い残業代含め350万円/嶋﨑 量

 自動車の板金・塗装等を業とする有限会社で就労していた正社員が、会社を閉めるという理由で突然解雇された。解雇について地位確認・賃金請求を行うとともに、就労期間中の未払時間外賃金等を請求したところ、労働審判で解雇の意思表示の撤回と解雇日付合意退職、解決金350万円(残業代180万円+6カ月分賃金相当額)の支払いが認められ、確定した。…筆者:……[続きを読む]

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