『日本に馴染む職務型人事賃金制度』の連載記事

2020.02.13 【労働新聞】
【日本に馴染む職務型人事賃金制度】第6回 導入すべき制度の全体像(2) 職種別採用と並行で 新事業に限り仕事起点へ/柴田 彰 NEW

優秀な若手ほど流出へ  前回は、職務型の人事賃金制度が日本企業に馴染みにくい理由について解説した。その理由を単純化して述べれば、まず職務ありきで、その職務に最も適した人材を配置するという思想を持つ“仕事起点”の職務型制度は、日本企業における“人起点”の人事運用とは相容れないからだ。  最近、新卒一括採用と終身雇用、年功序列を柱とする日本型……[続きを読む]

2020.02.06 【労働新聞】
【日本に馴染む職務型人事賃金制度】第5回 導入すべき制度の全体像(1) 人事運用見直しを 変革度合いで絵姿変わる/柴田 彰

CEOでさえ外部から  現在、職務型の人事賃金制度の導入に踏み切る日本企業は確実に増えている。そして、この傾向はしばらくの間続くものと思われる。  前回までで論じてきたように、職務型制度の導入が一種の流行となっている背景には、日本企業がこれまでとは大きく変化した経営環境に適合する必要性に迫られているからだ。これからの時代を乗り切るために日……[続きを読む]

2020.01.30 【労働新聞】
【日本に馴染む職務型人事賃金制度】第4回 普及拡大の実態(下) 純然たる制度増加中 新規導入では圧倒的優勢/加藤 守和

反映度合いに濃淡あり  日本企業において、職務型制度は確実に普及が進んでいる。  職務型制度とは、職務価値に応じて社員に報いていく仕組みであるが、職務価値の反映度合いには濃淡がある。そもそも、人事制度とは、等級・評価・報酬制度の3つの制度から構成されているが、職務型制度は広義の意味では等級・評価・報酬制度のいずれかの制度に「職務価値」とい……[続きを読む]

2020.01.23 【労働新聞】
【日本に馴染む職務型人事賃金制度】第3回 普及拡大の実態(上) 非管理職に折衷型も 長期育成方式と適合せず/加藤 守和

大手製造業が牽引役に  人事制度の類型は、大きく分類すると職能型制度と職務型制度の2つのタイプに分かれる。職能型制度は社員の能力を基軸とした仕組み、職務型制度は仕事そのものを基軸とした仕組みである。職能型制度は日本の高度経済成長を支えてきた重要な仕組みの1つではあるが、多くの企業が職務型制度へと舵を切りつつある。  生産性本部の調査による……[続きを読む]

2020.01.16 【労働新聞】
【日本に馴染む職務型人事賃金制度】第2回 いま求められる理由・背景とは(下) 適材適所を実現へ 職能型では抜擢に制限/柴田 彰

年次運用が限界を露呈  年功序列は、企業内組合や終身雇用と併せて、これまでの日本企業の成長を支えてきた「三種の神器」といわれてきた。事実、戦後の高度経済成長期にはこれらの雇用慣行が日本企業の飛躍的な成長の土台となってきた。「良いものを作ればそれだけ売れる」時代では、年功序列は合目的的な慣行だったのだ。しかし今では、その年功序列が打破すべき……[続きを読む]

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