2019年4月配信の連載記事

2019.04.25 【安全スタッフ】
【想いはせれば】第105回 駐輪場での転倒事故 

▶私が時々利用する駐輪場は、駅に隣接した3階建で約500台の自転車が駐輪できる大きな駐輪場です。したがって、毎日延べ約1000人が出入りしています。  1階から2階、2階から3階には、なだらかな30段の階段があって、その階段の右端には細いベルトが動力で動いており、2階、3階に自転車を運ぶときは自転車の前輪をブレーキで固定すると楽に運ぶこと……[続きを読む]

2019.04.25 【安全スタッフ】
【事故防止 人の問題を考える】第60回 製造業の「墜落・転落」と「飛来・落下」② 

労働災害の原因となるヒューマンエラー  前回紹介した墜落・転落災害、飛来・落下災害の原因には、ヒューマンエラーが大きく関わっています。 ① 危険軽視  簡単で危険を感じにくい作業では、危険軽視によるヒューマンエラーが起こりやすくなります。例えば、「すぐに終わるから、はしごは立てかけるだけで固定しなくてもいいや」「棚の上の荷物を取るのに、脚……[続きを読む]

2019.04.25 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第290回 業務が過重で夜間勤務前に脳出血発症

災害のあらまし  警備員Aは、警備業務の過重負荷により夜間勤務前の自宅で、脳出血を発症し休業した。Aは脳出血を発症前に自然経過による高血圧症を患い、また飲酒歴があった。 判断  労働基準監督署はAの休業補償給付の請求に対して、「自然経過による高血圧症により脳出血を発症したもの」であり、休業補償給付は支給しない処分をした。Aはその取り消しを……[続きを読む]

2019.04.25 【安全スタッフ】
【特別寄稿】不安全状態なくす「見える化」を リスクが顕在化する前に対処/山崎 弘志

 ハインリッヒの提唱する「1:29:300の法則」が示すように、施工の早い段階でリスクを排除し、安全性を高めることが求められる。一方、潜在的なリスクの除去を行うため、第13次労働災害防止計画では、「危険の見える化」が含まれた。山崎労働安全コンサルタントオフィスの山崎弘志さんは、「安全の見える化」と「危険の見える化」の違いを分類。2つの違い……[続きを読む]

2019.04.25 【労働新聞】
【リレー方式紙上討論 解雇無効時の金銭救済】第16回 裁判外行使を除外 バックペイとの関連も(2)/土田 道夫

 今回と次回では、現在、解雇の金銭救済制度の具体的制度設計に関して行われている技術的検討会の議論状況を概観しつつ、コメントを加えたい。 「差別的解雇」の扱いは  検討対象とするのは、第5回技術的検討会(2019年2月8日)に資料1として配布された「解雇無効時の金銭救済制度に係る法技術的論点に関するこれまでの検討会における主な議論の整理」で……[続きを読む]

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