『雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~』の連載記事

2018.06.21 【労働新聞】
【雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~】最終回 未来社会と労働/大内 伸哉

 早くも最終回となる今回は、これまでの連載を俯瞰しながら振り返って頂いた。AIをはじめとする技術革新の波が、企業には外部労働力の利用を、働き手にはそこで選ばれるための能力獲得を迫るようになるそう遠くない将来を筆者は描いてきた。しかし、“真の問題”はその先を見据えることで、人間が「労働」から解放されたその時なのだと締め括った。AI時代は一里……[続きを読む]

2018.06.14 【労働新聞】
【雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~】第22回 知の枠組みが変わる/大内 伸哉

 AIの登場で激変していく今後のビジネス環境に配慮した労働政策の立案を前回促した筆者は今回、自営業的な自律的働き方が今後は増えていくため、従来のような雇用労働者か否かという法的枠組みは意味をなさなくなると指摘する。場所的・時間的に自由度が増していく今後の働き方は使用従属性の色合いを薄めるためで、「労働」固有のリスクに着目すべきだと訴える。……[続きを読む]

2018.06.07 【労働新聞】
【雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~】第21回 AI時代の労働政策/大内 伸哉

 そう遠くない将来、企業・個人の双方が獲得を迫られるようになる知的創造力。筆者は前回、学校教育の見直しも提言しながら「自ら考える」力を育む必要性に言及した。では労働政策は何をすべきか? 筆者は今回、現下の雇用社会にのみ目を奪われず、変化が激しいビジネスモデルに配慮した政策立案が、社員の生活保障にもつながることを示唆する。新しい社会に備えて……[続きを読む]

2018.05.31 【労働新聞】
【雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~】第20回 AI時代に、何を学ぶべきか/大内 伸哉

 AIでは対処できない能力の獲得が今後企業には欠かせなくなる一方、内部の人材を育てている余裕はなく、外部の専門人材を調達するようになる将来を前回筆者は描いた。企業と個人の双方が獲得を迫られる同様の能力とは「知的創造力」だと解説する今回、これまでの日本に欠けていた教育分野であることを説明しながら、学校教育の見直しも提言する。求められる創造力……[続きを読む]

2018.05.24 【労働新聞】
【雇用社会の未来予想図~技術革新と働き方~】第19回 学ぶとはどういうことか/大内 伸哉

 今後増加が見込まれる個人事業者が経済的に過大なリスクを負わないようにするための法的保障が必要――前回そう説いた筆者は今回、AIがいかに進化しても対処不可能な部分の能力があり、それをどのように身に着けていくかが重要だと諭す。創造力を代表とするそうした能力は、企業が内部の人材に頼るのには限界があるため、外部から調達されるようになる将来を描く……[続きを読む]

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