『社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術』の連載記事

2023.06.22 【労働新聞】
【社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術】最終回 施策を実施する前に 先輩の姿みて離職も 既存社員への働きかけを/尾形 真実哉

管理職を憧れの役職に  これまで22回にわたって、新卒入社者や中途入社者を上手く組織になじませるための施策であるオンボーディングについて論じてきた。具体的には、組織への適応課題や、必要なサポート施策、テレワークの問題点や育成上手の教え方と育て方、人事部の役割などである。最終回の今回は、実際に施策を実施する前に目を向けなければならない重要な……[続きを読む]

2023.06.15 【労働新聞】
【社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術】第22回 人事部の果たすべき役割 会議開き全員で議論 メンター以外も巻き込む/尾形 真実哉

根幹は現場でのOJT  企業における人事部の役割とは何か。人的資源管理論の教科書によると、人的資源管理の6つの領域として、(1)採用・人材配置、(2)教育・訓練、(3)モチベーション管理、(4)報酬管理、(5)労使関係、(6)安全衛生が挙げられている。この中でとくに人材育成に強く関連するのが、(2)の教育・訓練である。  具体的には「従業……[続きを読む]

2023.06.08 【労働新聞】
【社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術】第21回 上司の育成③ 育てるための配置を 資質見極め経験積ませる/尾形 真実哉

採用段階から選抜可能  前回、育成上手の多い企業が成長し続ける企業であり、それゆえ、管理者を育成上手に育てることが人事部の重要な役割であることを論じた。では、どのようにして育成上手を育てれば良いのか。結論からいうと、全員を育成上手にすることは難しいかもしれないが、資質のある人材を見極め、適切な配置・評価などを行うことで、育成上手に育てるこ……[続きを読む]

2023.06.01 【労働新聞】
【社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術】第20回 上司の育成② 失敗許せる指導者へ 許容範囲見極める能力を/尾形 真実哉

理由や根拠まで説明し  前回、若手社員の組織への適応や成長に当たり、上司の果たす役割が大きいことを踏まえ、「若手社員を育てたければ、上司を育てよ」と論じた。まず上司を育成上手に育て、その上司に若手社員を現場で育ててもらう。それが最も効果的な若手の育成方法である。  では、育成上手とはどのような人物か。その点にアプローチするために、育成上手……[続きを読む]

2023.05.25 【労働新聞】
【社員がなじむ組織へ オンボーディング実践術】第19回 上司の育成① 若手社員への影響大 重要な仕事与え成長促す/尾形 真実哉

成長できる仕事与える  20年以上、若手社員の定着や育成に関する研究に従事し、膨大なデータの分析やその解釈に努めてきた。その結果、主要な結論として導き出されたのは以下の2つだ。 (1)若手社員の定着や成長は、若手自身の問題よりも、環境が重要な役割を果たす。 (2)そのなかでも、とくに上司の役割は多大である。  もちろん、若手社員個人の要因……[続きを読む]

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