2017年4月配信の連載記事

2017.04.24 【労働新聞】
【開始(2018/4/1)直前 無期転換への羅針盤~重要性増す均衡処遇を視野に~】第15回 均衡処遇① 総論/倉重 公太朗

今回からは、同一労働同一賃金と切り離せない均衡処遇の解説に入る。まずは「総論」だが、一口に均衡処遇といっても「誰」と「誰」、「何」と「何」を比べるのかなど、多くの論点が存在することがお分かりいただけると思う。昨年来、関連判決が出されているが、最高裁での確定判決には依然至っていない。今後の法改正の動向に注視すべきだという。比較対象は誰(何)……[続きを読む]

2017.04.24 【労働新聞】
【がんと就労 両立支援の具体策】第4回 種別の病休・復職調査(1) 最多は「胃」で2割超 肺や結腸・直腸も多い/遠藤 源樹

データなく備えが困難 今回から、筆者が日本で初めて行ったがん種別の病休・復職に関する追跡調査結果について話していきたい。 精密検査の結果がんと診断された場合、がんの種類・ステージを考慮しながら、主治医と治療方針を決めていく。それが決まると、休職期間がある程度推測できる。 図1のように、治療で仕事を休まざるを得ないケースでは、年次有給休暇等……[続きを読む]

2017.04.24 【労働新聞】
【ぶれい考】陸前高田市を訪ね続けて/栗田 美和子

一関から陸前高田を震災後に訪問するのは何度目だろう。震災発生当時、陸前高田の友人に連絡がつながるまで3~4日かかった。周囲状況はテレビ画像以上だった。不足物資を聞き、10日程後に「暖かい食事が食べたい」といわれ、炊き出しに行ったことが通う始まりである。… 筆者:クリタエイムデリカ 代表取締役社長 栗田 美和子[続きを読む]

2017.04.24 【労働新聞】
【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】本邦初の女子シフトクルー/梅本 迪夫

 石油化学プラントの運転は、工業高校の化学科・機械科出身者が中心の“男の職域”である。 20年以上も前の話である。千葉工場の人事課長に赴任した当初、求人先である工業高校化学科の科長から要望があった。「化学会社への就職を希望する女子生徒が多い。危険物取扱者乙種の1類から6類まで全部あるいは複数取得した成績優秀な生徒である。元々化学が好きなの……[続きを読む]

2017.04.24 【労働新聞】
【人事学望見】第1097回 採用内内定取消しと法理 留保解約権付労働契約を認めず

 日本経団連の企業倫理憲章では、就職内定については10月1日以降に行うよう指導している。一般にはこの日以前から労働契約交渉が行われており、学生は複数の企業から内内定をもらい、内定解禁日に1社に絞る。逆にこの内内定を取り消したときはいかなる事態になるか。通知が遅く信義則に違反 係争事案となるケースは多くないが、不動産会社から内内定を取り消さ……[続きを読む]

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