【賃金事例】第一生命HD/職種価値の差は報酬レンジへ 同一グレードに3種類
2025.07.03
【労働新聞 賃金事例】
賞与配分で管理職権限拡大
第一生命ホールディングス㈱(東京都千代田区、菊田徹也代表取締役社長)は今年4月、既存の制度とは別に、財務や会計、法務、IT業務などを担う専門人材および経営基幹人材に対し、市場価値を強く意識した報酬設定が可能になる制度を導入した。グループの経営を牽引する約600人に対して順次、適用していく。基本給については、グレードごとに3段階の報酬レンジを設け、職種の市場価値に応じて使い分ける。年1回、賃金相場を確認し、キャリア採用での人材獲得を進める。賞与に関しては所属長の権限を拡大し、自部門に割り当てられた原資を個々人の成果に基づいて柔軟に配分して良いとした。…
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令和7年7月14日第3504号8,9面 掲載