2025年8月配信の労働関連ニュース

2025.08.01 【労働新聞 ニュース】
下水道工事 酸素欠乏症も危険と認知を 秋田県・安全対策委 NEW

 今年3月7日に秋田県の下水道管補修工事のマンホール(制水弁室)内で作業員3人が死亡した事故で、県の安全対策検討委員会は、調査報告と提言書を県に提出した。  事故の主要因は、酸素欠乏の可能性が高いとしている。ポンプを利用して下水を輸送する「圧送管」では、硫化水素ガスの発生リスクは広く認識されているものの、酸素欠乏は国内でも前例が少ないと指……[続きを読む]

2025.08.01 【労働新聞 ニュース】
上限規制周知に課題 運転者など認知度高まらず 社会復帰促進事業評価 NEW

 厚生労働省は、労災保険制度における社会復帰促進等事業の令和6年度実績評価を、社会復帰促進等事業に関する検討会に提示した。6年度に実施した44事業のうち、「自動車運転者の労働時間等の改善のための環境整備等」事業など3事業について目標の一部が未達成だったとして、事業廃止または厳格な見直しが必要な「D区分」に位置付けている。  環境整備等事業……[続きを読む]

2025.08.01 【労働新聞 ニュース】
“保留”も取適法違反 運用基準改正案を公表 公取委 NEW

 公正取引委員会は中小受託取引適正化法(取適法)の運用基準案を公表した。新たに禁止となる「協議に応じない一方的な代金決定」の解釈を示している。中小受託事業者からの協議の申出拒否のほか、無視や繰返しの先延ばしも「協議に応じない」に含まれるとした。  今年の通常国会で成立した下請法の改正案は、法律の名称を中小受託取引適正化法(取適法)としたう……[続きを読む]

2025.08.01 【労働新聞 ニュース】
9組合で30万円以上 会社提示の初任給引上げ 日建協・春闘中間結果 NEW

 ゼネコンのホワイトカラー層最大の産業別労働組合である日本建設産業職員労働組合協議会(木浪周作議長)は、7月24日時点での今春闘の中間結果を明らかにした。31組合のうち25組合で初任給が増加しており、21組合が会社提示による引上げだった。引上げ後の金額は30万円台が8組合、31万円台が1組合だった。  木浪議長によると、若年層の賃金改善に……[続きを読む]

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