『建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?』の連載記事

2022.12.12 【安全スタッフ】
【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】最終回 安全標語にみる未来

 建設業にとどまらず多くの事業場を訪れてきました。全ての事業場、そこには必ずといっていいほど安全標語が大きく目につくところに貼られていました。当たり前のことですが、労使を問わず、誰もが労働災害をなくしたいと思って安全活動と生産活動を一体化しながら取り組まれています。災害が起きてほしくないからこそ、計画だけでなく事業場に働く多くの従業員、元……[続きを読む]

2022.11.28 【安全スタッフ】
【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】84 これなら安全という解は存在するか

 長く安全に携わってきましたが、いまだに分からないことがあります。それはどうすれば災害はなくなるのかという解答であり、手法です。このコーナーをお読みになって頂いている人の多くは安全の担当者でしょう。皆さんはどうすれば労働災害を防止することができるとお考えでしょうか。  昔の話になりますが昭和47年ごろ建設業界に危険予知が持ち込まれ、危険予……[続きを読む]

2022.11.10 【安全スタッフ】
【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】83 処遇の改善なくして安全なし

 だいぶ昔のことになりますが、日本建設業連合会(日建連)は、技能工の育成・雇用の改善を目途としていくつかの調査を行いました。その中のひとつに月給制の導入があり、とりあえず専門工事業者と技能工の意見をうかがおうということになり、私が所属していた委員会が担当することになりました。月給制にすることで生活の安定が図られ、それにより建設業が持つ不安……[続きを読む]

2022.10.27 【安全スタッフ】
【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】82 「させる安全」は意味がある?

 明治のころより元請負人、下請負人の呼称が使われるようになり、それが元請けと下請け、いまでもこのような言葉が当たり前のように使われています。その呼び名を使わせていただけるなら、元請業者と下請業者は相互に補完しあい、仕事を与える、仕事をいただくとの意識は明治の時代より延々と続いているようです。建設業法で求められていることは十分に承知をしてい……[続きを読む]

2022.10.12 【安全スタッフ】
【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】81 当事者間だけで行われた作業変更の悲劇

 これまで何度か統括管理での作業間連絡調整の重要性について述べてきました。複数の職種が一つの場所で仕事を行う危険を避けるために欠かせないのが、作業間連絡調整だということは皆さんも十分に承知をされていると思います。そこで、前日に行われた打ち合わせ内容に専門工事業者側の理由によって作業内容に変更が生じたときのルールとして、職長・安全衛生責任者……[続きを読む]

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